Table of Contents

はじめに

 

アーシングの科学的解明はまだ完全には確立されていませんが、その効果を体感する人は増えています。

本テキストではアーシングの科学的エビデンスの紹介に加えて、

・使用者からの確証高いフィードバックの報告
・民間で浸透している類似方法論・事例の紹介と考え方

など周辺知識も紹介していきます。

今後の研究の進捗に応じて、このテキストも随時改訂してまいります。

 

また日本アーシング協会監修による「アーシング・スタンダード2026 アーシングの科学」も参考資料として活用します。

テキストについての諸注意

本テキストは、アーシング(グラウンディング)に関する学習・実践のための資料です。

医師法等に基づく医療行為、診断、治療、処方、医学的判断を行うものではありません。

また、本テキストで紹介するグッズや方法論は、使用環境や体質によって適否が異なります。各製品の取扱説明/安全基準に従い使用してください。

 

概略と本講座の目的

 

 


アーシングとは

 


アーシングとは、人が直接大地に触れる、というシンプルな健康法です。


 

アーシングが健康改善に良いという研究論文も発表されています。

●日本では、獣医師の西川めぐみ先生が医学会での学術会議で論文発表をされています(2019,2020)。

「地表導電(アーシング)による状態の変化とその考察」2019年
「地表導電(アーシング)における現象の解析について」2020年

構造医学公式ホームページ2019年学術会議

●2020年、世界最大の医療と科学の出版社であるエルゼビアからアーシングのエビデンスが発表されました。

エルゼビアは、オランダ・アムステルダムを本拠とする国際的な出版社で、医学・科学技術関係を中心とする世界最大規模の出版社です。https://www.elsevier.com/ja-jp

 

アーシング協会の「論文紹介」ページにアーシング関連、電磁波関連論文を紹介しています。

アーシングや電磁波に関する論文へのリンク

 


 

人体と電気について

アーシングに必須に電気の基礎知識を学んでいきましょう

電気について

電圧とは

電圧・・・電気の圧力。電圧とは2点間の電位差をいい、電圧を測る単位“ボルト”(記号Ⅴ)が用いられます。

電流とは

電流・・・電気の流れる量。電流は、電子やイオンのような荷電粒子の移動に伴う電荷の移動(電気伝導)及びその物理量として、ある面を単位時間に通過する電荷の量です(単位”アンペア” 記号A)。

抵抗とは

抵抗・・・ 電気抵抗(resistance)は、電流の流れにくさを表し、単位としては”オーム”(記号Ω)が用いられます。

 

電気の流れ方の種類について

 

 

電流が流れる仕組み

電気が流れるのは金属の中の自由電子が移動するためです。
導電性のあるもの(金属など電気が流れるもの)はこの自由電子がたくさんあるので電気が流れる、といえます。

(参考)電流と自由電子の流れについて

電流の流れる向きはプラスからマイナス

電子の流れる向きはマイナスからプラス

 


人体と静電気

以前は、アーシングは「静電気の除去である」と言われることがありました。
この言説をもう少し厳密に、身体で起きていると考えられることをより詳細に理解していきましょう。アーシングを考える上では「体の表面の静電気」と「体の中の電気バランス」を別々に考える必要があります。

 

 

静電気の仕組み

静電気とは、

 

 

体の表面の静電気について

 

子供の頃、下敷きを髪の毛にこすりつけて髪を立たせて遊んだことはありませんか? また、冬の乾燥した時期に服と皮膚が擦れ、ドアノブなどに触れた瞬間「パチッ!」と痛い思いをしたこともあるかと思います。

こうした静電気は、皮膚と衣類、あるいは皮膚と空気が擦れることでも発生します。体表面に溜まった電子が、湿度が低いために空気中へ逃げ場を失い、体に蓄積されていく現象(帯電)です。(周囲の湿度が高いと、空気中の水分子を介して電子が逃げやすくなるため、体には溜まりにくくなります。)

この「パチッ!」という衝撃は、体に溜まった静電気がドアノブなどの導電性の高い(抵抗の低い)場所に一点集中して、一気に流れ出す「放電」によるものです。この瞬間、体表面の静電気は一度リセットされますが、次の瞬間からまた衣類や空気と擦れ合うことで、すぐに帯電が始まります。私たちはまさに「静電気と共に生きている」と言えるでしょう。

こうした静電気の痛みを防ぐには、金属に触れる前に壁や木などの導電性の低い(ゆっくり電気を通す)物質に触れ、体に溜まった電気を「ジワジワ」と逃がしてあげることが有効です。

一方で、セーターを脱ぐときに「バチバチバチッ!」と連続して音がするのは、少し仕組みが異なります。これは溜まったものが流れるのではなく、重なり合っていた衣類同士が引き剥がされる瞬間に、その場で次々と電気が発生する「剥離(はくり)帯電」という現象です。

ドアノブの「パチッ」がダムに溜まった水が一気に決壊して流れるような現象だとすれば、セーターの「バチバチ」は、粘着テープを勢いよく剥がすときに次々と火花が散るような現象に近いと言えます。

この「バチバチバチッ!」を上手に防ぐには、粘着テープをそっと剥がすように「ゆっくり脱ぐ」ことです。そして、脱いでいる最中に壁や木製の家具などに片手を触れておくと、発生したそばから電気が壁を通じてゆっくりと逃げていき、大きな刺激になりにくくなります。

体の中の電気について

 

 

 

 

滑走性が悪化すると、

これらの原因になることが考えられます。

一昔前までは、筋膜とかが擦れて、静電気が発生するとも考えられてきましたが、

人の体では、筋肉の表面を筋膜(きんまく)という薄い膜が包んでいます。
体を動かすときは筋肉が縮んだり伸びたりしますが、そのとき筋膜も一緒に動き、筋膜の層どうしが“すべるように”動くことで、スムーズな動きが保たれます。
この「すべり」は、筋膜の間にある水分や、ヒアルロン酸などの働きで支えられています。

体の中は水分と塩分(電解質)が多い環境なので、衣服のパチパチのように摩擦で静電気がたまり続ける現象は、現代の生理学では基本的に起こりにくいと考えられています。

一方で、体には別の意味での「電気のバランス」があります。
私たちの細胞は、イオン(ナトリウムやカリウムなど)の出入りによる電位差(膜電位)や、酸化・還元といった電気化学的な状態のもとで働いています。

ストレス・疲労・睡眠不足・炎症などが重なると、

・自律神経が乱れやすくなる(交感神経が優位になりやすい)
・炎症が長引きやすくなる
・酸化ストレスが高まりやすくなる(体の回復が追いつきにくい)

といった変化が起こり得ます。このような体内環境の変化は、筋膜そのものの状態にも影響し、

・水分がうまく保てない
筋膜の間の“ぬめり(潤滑)”が減って粘りが増す
・回復が遅れて硬さが残りやすい

などを通して、筋膜の層どうしの滑走性の低下が起きることがあります。

つまり、「筋膜が動きにくい・こわばる」という現象は、よく体内の静電気が溜まったという表現をされることもありますが、より正確に言えば、ストレスや疲労、炎症などで体内の調子(自律神経・炎症・酸化還元状態)が乱れ、組織の回復や潤滑が落ちる、と説明するほうが、より科学的ですし、実際の仕組みに即した対応が取れると思います。ただ、アーシングをすれば治るというものではなく、身体の状況に応じて、十分な睡眠や休息を取ることでより早く回復が望めます。

確かに筋膜の主成分コラーゲンには圧電性があり、伸張や圧迫で微小な電位変化が生じ得ます。
この時に余計な電気が体内で静電気になって、ファッシアのパフォーマンスが下がってしまうため、静電気を除去すれば回復するる、という考え方がありますが、より正確に対応策を補足すると、先に述べた通り、疲労回復、ストレス解消、十分な休息と適切な食事に改めた生活を過ごすことで、自然とファッシアのパフォーマンスは回復する、と考えておくと良いでしょう。大切なのは、体調悪化を感じた時は、適切な、全般的な生活の見直しをすることがまず有効、と覚えておいてください。

 

血管の中を流れる血液について考えてみましょう

もう一つ違う観点から見ると、

これは血球の周りに静電気が発生し、赤血球どうしがくっついてしまう、と説明されたりもします。しかし静電気は物質の表面に電荷が蓄積する現象であり、乾燥した環境や摩擦によってよく発生します。血球や体内の細胞は、液体(血液や細胞内液)に囲まれているため、静電気が蓄積する環境とは異なります。少し専門的な話ですが、ここではより正確に理解しておきましょう。

電気的な性質は細胞の機能に影響を与えることがあります。例えば、細胞膜の電位やイオンの移動は細胞の活動に重要ですが、これは静電気とは異なる現象です。細胞膜電位はイオンチャンネルの動作や細胞の信号伝達に関与しており、体内で自然に調整されています。

これを踏まえると、

体が疲労や寝不足、ストレスなどが常態化することでミクロのレベルで不具合が起き、血管内で炎症が起き、血管の中に細胞修復のための酵素等が活発になり血漿中に増えてくると、赤血球の表面にそれらのプラスの電化を持つ酵素、またはそれに類するプラスイオンが付着して、赤血球の表面がプラスに帯電してしまうことで、周囲の血球同士を引き寄せ、くっつきやすくなり、いわゆるドロドロ状態を引き起こします。

1.電場の影響
低強度の電場でも長時間の暴露が細胞機能や免疫反応に影響を与える可能性があり、赤血球の電荷バランスに影響を与えることも考えられる。

2. 疲労、寝不足、ストレスの影響:
体が疲労、寝不足、ストレスなどを常態化すると、体内で慢性的な炎症が起こることがあります。これにより、血管内での炎症反応が促進されます。

3. 炎症と酵素の関与:
炎症が起こると、炎症反応に関与するさまざまな酵素やサイトカイン(細胞間シグナル伝達物質)が血漿中に増加します。これらの物質は、炎症部位での細胞修復や免疫応答を助ける役割を持っています。

4. 赤血球の表面電荷の変化:
赤血球の表面には、通常負の電荷を持つ物質が存在し、これが赤血球同士の反発を助けています。しかし、炎症によって血漿中にプラスの電荷を持つ酵素やプラスイオンが増加し、それらが赤血球の表面に付着することで、赤血球の表面電荷が変化する可能性があります。これにより、赤血球が互いに引き寄せ合い、凝集しやすくなることが考えられます。

血液の粘度と「ドロドロ状態」:
赤血球が凝集すると、血液の粘度が上昇し、いわゆる「ドロドロ状態」となります。これは血液循環に悪影響を及ぼし、血栓形成のリスクを高める可能性があります。

このように、体の疲労やストレス、炎症反応が連鎖的に赤血球の表面電荷や血液の粘度に影響を与えることは、理論的にあり得ることです。

そうして、赤血球の流れ鈍くなれば、酸素の運搬が滞り、炎症の解消も遅れ、その結果として熱、痛み、不具合などのさまざまな原因不詳の体調不良に繋がると考えられます。

これらが原因で、ファッシアの動きや血液の流れへの影響があり、身体全体の体調が管理されている、と考えることができます。

アーシングをすれば、どんな体調不良も即座に回復すると考える人もいますが、アーシングに加えて生活全般を見直すことで体調回復の促進を図る、ということが大切である事は、このテキストでも繰り返し述べていきたいと思います。

体内の組織におけるバランスが整うことで、

また、

そして、

柔軟性が良くなったり、筋力テストが上がったり、慢性的な肩こりや腰痛、原因不明の痛みなど、筋膜がスムーズに動くことで様々な改善効果があります。

血液がスムーズに流れることで、血球改善での健康改善も様々あります。


ファシアについて

アナトミートレイン(筋膜のつながりのライン)

経絡図

セン

タイ古式マッサージのセン

足つぼ図

今まで、医療ではそれぞれの関係に繋がりがないといわれていたものがファシアの観点からみるとつながりが関係している可能性が見えてきます。

鍼灸は針を刺すことで余計な電気を抜くという事もしています。また針に電気を通す「ニューロモジュレーション」という概念の治療も近年医学会で受け入れ入れられ、西洋医学の分野では迷走神経を刺激し、治療困難ながんなどによる炎症を抑え込むために併用されている。

人は静電気と共に生きている、と書きましたが、身体と電気的性質とのつながりはいまだに完全に解明されていません。しかしながらこうした新たな取り組みや、伝統的な治療法と電気の関係を見直してみると、アーシングの治癒効果のヒントが見えてくるかもしれません。

 


体内の電子バランスを整える

電子とは

ここまでアーシングの体内機能について考えるとき、「電子」という言葉が出てきました。
そもそも電子とは何でしょうか?そして電気とはそもそもどういう存在として日常に存在しているのでしょうか。

目に見える物質は原子核と素粒子の集合体です。

素粒子とは、宇宙の物質の基本単位、物質を構成する最小の単位です。

原子は、太陽系のように中心にある原子核の周りをたくさんの電子が回っている形態をしています。

電子が回る距離を東京ドームの大きさと仮定すると、原子核はビー玉の大きさくらいと言われ、その間は”スカスカ”のイメージと言われています。

 

大地も雷が落ちることで電子を補っています。
プラズマとは、気体、固体、液体、に対して第四の状態で、電気的にプラスとマイナスが分かれている状態です。
雷が地球に落ちる⇨地球が宇宙と繋がる⇨人もアーシングして間接的に宇宙と繋がる

地球上の生物はこの環境下で生体電位、生体磁気を保っています。

【参考(民間伝承)】
なお、昔の人が「作物が育たないときに土に塩をまいて雷を落ちやすくした」という話が伝わっています。こうした話が、雷と人々の生活とのつながりを高め、肥沃な土壌と雷の関係を示すようになりました。アーシングを学ぶ場でもよくこの例え話が出てきます。ここではより正確に理解しておくことで誤解を避けることができます。

確かに土の水分や塩分が増えると電気が流れやすくなり、土の抵抗(抵抗率)が下がることは知られていますが、これは「雷を呼ぶ」というより、電気を地面へ逃がしやすくする(接地の性質を変える)方向の話です。よって「雷が落ちやすくなる」というよりも土壌の成分を帰る目的や、儀礼的な清めの儀式といった意味合いで繰り返された結果、様々な意味づけが後年になって生まれた、と考えることができます。

また、現実的には土に塩分が増えると多くの作物で生育が落ちたり、収量が下がることもあり、すべての土壌、畑で有効な対策ではないことも覚えておきましょう。土壌の塩害はむしろ農家にとって深刻な問題です。

アーシングと活性酸素

活性酸素の種類と構造

活性酸素という存在についてより詳細に理解をしておきましょう。

 

活性酸素とは、体の錆、炎症の元とも言われています。
活性酸素は老化、がん、シワ、しみ、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。

活性酸素は大きく下記の4つに分類されます。

下記が代表的な活性酸素の説明です。

スーパーオキシド

この物質は、酸素分子(O₂)が電子を1個受け取った状態で生じる活性酸素です。
そのため不対電子が1個あり、酸素より反応しやすい「フリーラジカル(不対電子を持つ不安定な分子。ほかの物質と反応の連鎖を起こしやすい)」に分類されます。

スーパーオキシドは、ミトコンドリアでエネルギーを作る過程(電子の受け渡し)で発生しやすい物質ですが、他の活性酸素(例:ヒドロキシラジカル)と比べると、酸化力そのものはそれほど強くありません。ただし、状況によっては他の反応の“きっかけ”になることがあります。

このスーパーオキシドは、体内にある抗酸化酵素 スーパーオキシドディスムターゼ(SOD) によって処理され、主に過酸化水素(H₂O₂)(と酸素)へと変換されます。
その後、過酸化水素は体の中の“分解する仕組み”によって水などに変えられ、増えすぎないように調整されます。

 

過酸化水素

過酸化水素(H₂O₂)は、スーパーオキシド(O₂•⁻)のように不対電子を持つフリーラジカルではありません(SODの働きでスーパーオキシドが処理される過程で、主に過酸化水素がつくられます。)

過酸化水素もスーパーオキシドと同様に生体内防御の一部として、抗酸化酵素であるカタラーゼペルオキシダーゼによって、水(H₂O)などに分解され、増えすぎないようにコントロールされています。

一方で過酸化水素も、状況によっては生体にとって不利に働きます。たとえば、鉄イオンなどが関与すると、過酸化水素から非常に反応性の高い ヒドロキシルラジカル(•OH) が生じることがあります(フェントン反応)。

過酸化水素は不対電子を持たないため、スーパーオキシドよりは比較的移動しやすく、条件によっては生体膜を通過して細胞内の別の場所へ届くことがあります。そして、そこでヒドロキシルラジカルへ変換されると、脂質・タンパク質・DNAなどを傷つけ、細胞障害につながる可能性があります。

 

ヒドロキシ(ル)ラジカル

ヒドロキシルラジカルは、前述の過酸化水素(H₂O₂)が鉄や銅などの金属イオンの存在下で反応して生じる、酸化活性の非常に高いフリーラジカルです。
また、環境中では紫外線などのエネルギーによって活性酸素が生じる過程で、ヒドロキシルラジカルが生成することがあります。

このフリーラジカルの寿命は非常に短いですが、活性酸素の中でも反応性が特に高いため、タンパク質、脂質、DNAなどを酸化させ、細胞障害の引き金になり得ます。こうした酸化ダメージが積み重なることは、老化や動脈硬化などの慢性疾患リスク、また発がんのリスクに関与し得ると考えられています。

ヒドロキシルラジカルが細胞膜の酸化させると、次々に周囲の巻き込む連鎖的な酸化反応が進みやすく、その結果、細胞膜の性質が変化して機能が損なわれたり、重い場合には細胞障害につながることがあります。さらに、DNAが損傷し修復が追いつかない場合、変異が残って発がんの過程に関与する可能性もあります。

ヒドロキシルラジカルは反応が速すぎるため、その他の活性酸素のように特定の酵素で直接“消去する”ことが難しいとされます。そのため、生体内では グルタチオン などの抗酸化系や、R-αリポ酸、コエンザイムQ10 といった抗酸化物質が、酸化ダメージを抑える方向で働くと考えられています。

 

一重項酸素

(肌の老化に関わる)一重項酸素は、皮膚が紫外線(特にUVA)を浴びたときに、皮膚内の成分(光を受けて反応しやすくなる物質)を介して生成しやすい活性酸素種です。
一重項酸素は、酸素分子の電子配置が通常(基底状態)とは異なる状態のため、フリーラジカル(不対電子を持つ分子)ではありません。その一方で、化学的に反応しやすい状態になるため、酸化活性が高く、脂質を酸化するだけでなく、真皮では肌の張りに関与するコラーゲンなどの成分に酸化ダメージを与え、しわなどの変化に関与し得ます。

また表皮では、紫外線などの刺激から肌を守るために、色素細胞(メラノサイト)がメラニンという色素を合成します。日光を浴びて皮膚が褐色に変化するのはこの色素によるものです。
通常、メラニンを含む古い角質は徐々に排出されますが、排出速度は一定ではなく、年齢などで変動します(一般に若い層では約28日とされることがある一方、加齢で40–60日程度に延びるという報告もあります)。 そのため、老化、ストレス、生活リズムの乱れなどで滞ると、メラニンが残りやすくなり、シミやソバカスが目立つ一因になります。

このようなメラニン合成については、δトコトリエノール(δT3)がメラニン生成を抑える方向に働いたという報告があります(主に細胞実験などでの検討)。 ただし、実際の「予防・改善効果」は製品形態(外用・内服)、用量、個人差などの影響が変化します。

また、エビ、カニ、鯛など赤い生物に含まれるアスタキサンチンは、一重項酸素に対する「消去(クエンチ)活性」が高いことが報告されています。

 

ここからは、呼吸での活性酸素の発生について解説していきます。

酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すとき、酸素の95%は細胞内で代謝し水として処理され、残りの2~5%が活性酸素になると言われています。

活性酸素は年齢とともに増えるとも言われていますが、ストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量飲酒、紫外線なども活性酸素が増える原因です。

活性酸素を増やす因子は身の回りにたくさん存在しています。

しかし、活性酸素は全てが悪いというわけではありません。
活性酸素の中には、ガン細胞を死滅させたり、漢方(アルテミシニア・アヌア)とマラリアが赤血球から奪う鉄イオンと反応し生まれる活性酸素が寄生したマラリア原虫を死滅させたり、感染防御に関与したり、細胞内外で情報伝達物質として働くなど有用に働く作用もあります。

古代のハーブから現代の薬へ:がん治療のためのヨモギとアルテミシニン(論文)
(がん細胞が多く含む鉄を破壊するハーブの効能について)

 

そして過剰な活性酸素は運動などで活性化される体内の抗酸化酸素や食事で摂取する抗酸化物質(各種ビタミン、大豆に含まれるイソフラボン、ポリフェノールなど)が作用し、消去するように働きます。

しかしこの消去が間に合わないと、有害な作用をもたらすとものとなります。鉄が酸化すると錆びてしまい、もろくなるのと同様、活性酸素は様々な悪さをする物質にもなる、と覚えておいてください。

先の四つの活性酸素の中で一番悪さをするのは、最も酸化力の強いヒドロキシルラジカルといわれています。

 

酸素原子のイラストを元に説明していきます

一般に原子は原子核の周りに複数の電子軌道を持ち、その軌道に電子が2個ペアで揃って入っていれば安定化しています。

ペアでない1個の電子「不対電子(ふついでんし)」は不安定で、他の分子から電子を奪って安定化しようとしています。不対電子はいつもペアになる電子を求めている電子です。

不対電子=分子や原子の最外殻軌道に位置する対になっておらず、電子対を作っていない電子のこと。

不対電子を持つ原子や分子をフリーラジカルと呼びます。スーパーオキシドやヒドロキシラジカルはフリーラジカルですが、一重項酸素や過酸化水素はフリーラジカルではありません。〜フリーラジカルの解説

 

酸素原子が2つくっつくと「酸素O2」になる

酸素分子は酸素原子が二つ結合したもので、2個の不対電子がペアを形成しますが、残りの2個の不対電子はそのまま不対電子で残った状態で存在しています。

ここでもう一度、活性酸素のそれぞれのイラストです、

それでは、酸素から活性酸素になる流れを見ていきましょう

酸素からスーパーオキシドアニオンラジカル (O₂⁻) へ:

  • 酸素分子が一電子還元される。
  • 反応速度: スーパーオキシドアニオンラジカルの生成は非常に速く、1秒間に数百万回から数千万回の反応が進みます。

スーパーオキシドアニオンラジカルから過酸化水素 (H₂O₂) へ:

  • スーパーオキシドジスムターゼ (SOD) による反応。
  • 1秒間の反応回数: 1秒間に約10億回(1,000,000,000回)も反応が進む速さです。これは、非常に高速な反応であり、実質的に瞬時に近い速度です。

過酸化水素からヒドロキシルラジカル (OH) へ:

  • フェントン反応またはハーバー・ワイス反応。
  • フェントン反応:
    • 反応速度: フェントン反応は速く、1秒間に数百万回から数千万回の反応が進行します。
  • ハーバー・ワイス反応:
    • 反応速度: この反応も高速で、1秒間に約100万回から1000万回の反応が進みます。

 

また、別の流れで、

酸素から一重項酸素 (¹O₂) へ:

  • 酸素分子がエネルギーを吸収することで生成。
  • 反応速度: 一重項酸素の生成は非常に速く、1秒間に数十億回(数十億回から数百億回)の反応が進行します。

活性酸素種の生成と反応速度は、いずれも非常に高速であり、1秒間に数百万回から数十億回の反応が進みます。
これにより、活性酸素種は細胞内で瞬時に生成され、反応することができ、細胞の酸化ストレス応答において重要な役割を果たしています。

このように呼吸をするとこれらを一瞬で膨大な反応をします。

 

アーシングをすることで下記のようなことが言えます。

・活性酸素発生の確率を下げる、発生の抑制を促す
・その結果、癌細胞の発生や、痛み、怪我、疲労、炎症の一部抑制につながる(細胞機能改善)【ヒドロキシルラジカルの影響軽減】
・髪の艶を保つ、シワの増加を抑え肌の張りを保つ、といった老化促進現象の減退が期待される(組織/器官/生体機能の改善)【一重項酸素の影響軽減】

 

代謝と電子の授受

●代謝の場合にどの過程で電位の影響を受けるかの説明

代謝のイラストがあるとわかりやすい

人体は代謝をすることで、ATP(アデノシン三リン酸)をつくります。

ATPとは、すべての動物、植物、微生物の細胞のなかに蓄えられている細胞が作る(主にミトコンドリア)エネルギー物質のことです。この物質のおかげで、身体を動かしたり、心臓を動かしたり、息をしたり、生きるために必要なことが可能になります。
決して、食べたものから直接エネルギーを得ているとわけではありません。

このATP(アデノシンリン酸)をつくるための反応には、以下の3つのシステムがあります。

・解糖系
酸素がない環境で、細胞質基質にて行われます。身体にエネルギーを供給するためのシステムです。

・クエン酸回路(TCA回路)
ミトコンドリアでおこなわれるクエン酸回路のもっとも重要な役割は「水素イオン(H+)」と「電子」を取り出し、電子伝達系へと運び、「大量にATP」を作り出します。

・電子伝達系
ミトコンドリアの内膜でおこなわれATP(アデノシン三リン酸)をつくるためのシステムです。

解糖系で食事の炭水化物のグルコースから「ビルビン酸」を作る

クエン酸回路でビルビン酸からアセチルCoAを、脂肪とタンパク質からアセチルCoaを使い、「NADH+H+とFADH2」をつくり

電子伝達系で「NADH+H+とFADH2」がミトコンドリアに運ばれ、この中の水素から外れた電子はシトクロムへ移行し(1)、水素イオンは内膜と外膜の間の膜間腔に能動的に輸送されます。(2)

この(1)(2)においてその時の電位の影響を受けます。

この時、ストレスや疲労、外的な電気的要因による複数の影響などで電位異常があると、これらの電子の受け渡しが失敗し、代謝中の酸素に不対電子を持たせ、活性酸素が発生します。この代謝は全ての細胞でおこなわれていますので、電子の受け渡しのエラーは、どの細胞でもあり得るという事が考えられます。

特にミトコンドリアの数の多い、骨格筋細胞、脳細胞、肝細胞…などでは、代謝の経過中に多くの活性酸素を生む可能性が考えられています。

アーシングを行うことは、こうした体内での代謝エラーを軽減させる目的で行うこともできます。

 

ほかにも、実際に炎症が起こっている部位や、がん細胞が存在する局所では、細胞内の代謝が乱れ、ミトコンドリアなどでの電子の受け渡しがうまくいかず、電子が漏れる(電子漏れ)ことが増える、とする報告があります。
この「電子漏れ」は、電子が本来の経路から外れて酸素側に渡ってしまい、結果として
活性酸素種(ROS)が生じやすくなる、という意味で使われます。

さまざまな分野の知見をまとめると、細胞内の酸化還元バランスが崩れることで、代謝の過程で活性酸素が増え、そこからのラジカル反応を含む化学反応によって、タンパク質や脂質、DNAなどが傷害され得ます。
なお、日常生活のなかでこのバランスがどちらに傾きやすいか(酸化ストレスが強まりやすいかどうか)は、衣食住の生活習慣、疲労・ストレス、睡眠、持病などの状況によって個人差があります。

また、過剰な栄養(食べ過ぎ)や運動不足などによって代謝が滞ると、電子の流れが詰まりやすくなり、ミトコンドリアに負荷がかかって活性酸素が増えやすい、という考え方や報告もあります。

このように重要なのは、「電子が不足する/余る」という静電気的な話というより、細胞内での電子の流れ(酸化還元バランス)が乱れることで、活性酸素種が増え、炎症や細胞障害につながり得る、という点です。

酸素は毒物、と言われますが、その理由はこの強い酸化する性質=不対電子が電子を呼び込んで以下に示すさまざまな活性酸素になる性質を差します。

人間は、人体に害のある酸素を取り込んで生命を維持するために酸素の毒性を弱めるアーシング行為=大地との接続によって過剰な酸化を抑えていたわけです

 

 

現代人の体調不良の遠因の一つとして、ここ何十年かの間に、外では靴を履いて、地面から絶縁された住宅に暮らすようになった人たちは、より電気製品や絶縁環境に生活し、余分な電気や静電気を逃がす機会が減り、体内にとどめる環境が増え、便利な生活の代償としての運動不足や、食生活の乱れなどが体内で悪さをする活性酸素などの影響と合わせて、複合的な体調不良に陥っている、と考えることもできます。

 

アーシングは、

「大地に触れることで、不要な静電気を放電し、体内外の電気(電子)を整えることで体内の電気環境を安定させ、身体機能の改善が期待できる」

と言えるのです。

また、わかりやすい表現として、身体機能を整えるためにアーシングをすることで、人は「大地と同じ電位に染まっていく」という表現もできるでしょう。


 

アーシングと電磁波

電磁波とは

電磁波とは大きなくくりで、自然界にも電磁波は存在します。
地球も電磁波に囲まれています。

 

自然の静電磁界

電磁界は地球上に常に存在します。自然発生の主な電磁界は、熱放射(赤外線)、太陽からの可視光または紫外線です。火および落雷もまた電磁界の発生源です。さらに、地磁気および地面と大気上層の間の電界もあります。これについて、以下で説明します.

地球の磁場、いわゆる地磁気(GMF)は、地球を南極から北極へと取り巻く準静的な磁界です(図)。地磁気は、地球核の液体部分における電流が主な原因で生じます。両極での磁界は赤道の2倍の強さです。地磁気は、地質学的深度と緯度に依存し、地球表面では30-70μTの範囲にあります。したがって、地磁気は私達が継続的にさらされている最も強い磁界です。地面との関係では、磁力線は赤道で水平、両極で垂直に通ります。中央ヨーロッパでは、磁力線は斜めに地面に入ります。地表水平面と磁力線との角度を伏角と呼びます。

 

自然の電界

自然発生の電界もまた地球上に存在します。電界は主として地面と大気上層(電離層、高度70 km以上)の間に発生しています。電界を発生させる主な原因は太陽からの放射線と太陽風です。静電界の大きさは、太陽の活動、大気の導電性率、季節および気象に依存します。例えば、冬期の電界強度は270 V/mであり、これは夏期(130 V/m)の2倍の大きさです。対照的に雷雨中には、平坦な地形での電界強度が20,000 V/mに達することがあり、ピーク値は最大300,000 V/mです(落雷中)。この巨大な電界強度は、雷雲中の湿った暖気の塊が原因で発生します。落雷による突然の放電は電磁インパルス(空電)を生じさせます。これは遠距離であっても測定可能です。

 

 

 

それでは、人工的な電磁波にはどのような種類があるのかを見ていきましょう。

電磁波の種類

一言で電磁波といっても太陽の光、レントゲン、携帯やラジオの電波、など電磁波の種類は多岐に渡ります。

※クリックすると画像が拡大表示できます。
電磁波には多くの種類があり、その名称は波長の長さで区別されています。
上図の左の赤い波の線のようなイメージで、細かければ細かいほど体に入り(通し)やすいと考えてください。

周波数とは、
周波数は、ある周期的な現象が1秒間に繰り返される回数を表します。周波数の単位はヘルツ (Hz) で、1ヘルツは1秒間に1回の繰り返しを意味します。

 

この中で身の回りにあるのは、名称の「電波」と「電磁界」じつは蛍光灯の光も電磁波なんです。

 

電磁波のイメージ

電磁波は「電」場と「磁」場の「波」なので「電磁波」と呼ばれています。

電磁波=電界と磁界が交互に発生しながら空間を伝わる波
金属などに電流が流れると、そのまわりに磁界が発生します。
電流の向きが交互に変わり、磁界の強さが変わり、それによって新たに電界が発生し、新たに磁界が次々発生します。

電磁波の説明として、
「電磁波=電界と磁界が交互に発生しながら空間を伝わる波」
とよく言われていますが、これはすべて電波の事をさしています。

これとは別に、特殊な扱いになりますが、低周波帯の電場と磁場も「電磁界」という電磁波の一種なのです。

電磁界=電界と磁界が組み合わされた現象
電界と磁界は次々と波のように発生し遠くに伝わります。
この波が電磁波(光速)であり、波の伝わっている空間(場所)の総称が電磁界です。
ただ、慣習として電力施設や家庭電化製品などから生じる電磁界は周波数が50~60Hzという超低周波(ELF)については、電磁波としての性質は無視できるほど小さくなります(光は1秒間に地球を7周半します。50Hzとは1秒間に五十回振動することですが、これはつまり地球を7周半する間に五十回振動するので、その一回の波は3000kmほどになり、地上の人間には、一本の線にしか見えず、“波としての性質”を認識する必要がないので電磁波と呼ばず、電磁界と呼ぶ慣習がある、という意味です)。このため電力設備の周りのものは「電磁波」とは区別して「電磁界」としています。]

 

人体に良くない、と言及されている電磁波は、一般に波長(周波数)が電波~電磁界の部類に入るものを指します。

ここでは下記のように分けてご説明します。

●電界とは

電圧がかかっている空間の状態を「電界」といいます。

例えば、プラスチックの下敷きをセーターなどでこすって頭の上にかざすと髪の毛が逆立ちますが、このような力を生じさせるような空間のことです。物体の電荷に影響を及ぼすことのできる範囲のことです。
また、雷雲と大地の間にも「電界」が生じ、その場の中で雷が発生します。
電気的には、電線などの導体に電圧がかかると、その周りに「電界」が発生します(電気ケーブルなどは漏電がないように絶縁隊で覆っているため周囲の電場は極めて小さく安全になります)。
「電界」は送電線などの電力設備だけでなく、家庭電化製品の周りでも発生しています。
電界の強さは、発生源から離れると急激に小さくなります。

おもに理学系では「電場」、工学系では「電界」ということが慣例になっています。

電気が流れる環境では電場と磁場は切り離して考えることはできません。
電気が一定(直流)、または流れていない場合は電場のみ(電位差が恒常的な電荷の移動を作るため、結果としてエネルギーのベクトルができ、電場と同じ状態となる)、磁場のみ(静磁場=永久磁石など)が発生します。

 

この時の主な電場はケーブルの中にほとんど止まります。ケーブルが絶縁体で保護されているからです。もしケーブルが絶縁体で保護されていない場合、ケーブルからすぐに電荷(電気)が漏れ、電気を通しやすい人体や、周囲の導体に放電し、感電などの事故につながります。そのためケーブルの周囲の電場は非常に小さいため、髪の毛を近づけてもケーブルに引き寄せられるほどではありません(ケーブルが絶縁されていない場合、下敷きと違うのは、膨大な電気が流れてくるのでケーブルに近づいたら感電事故につながります)。

 

電界の単位

電界の強さ(電界強度)を表すときはキロボルト/メートル(kV/m)またはボルト/センチメートル(V/cm)という単位を用います。両者は次のように換算できます。

1キロボルト/メートル(kV/m) = 10ボルト/センチメートル(V/cm)

 

●磁界とは

磁気がはたらく空間の状態を「磁界」といいます。

例えば、紙の上に砂鉄をまいて磁石を置くと、砂鉄はその周りにきれいなラインを描きますが、これは磁界の作用です。つまり磁石の周りに磁界が生じているのです。
また、磁界は磁石の周りだけでなく、電気的には電流が流れている物の周りには必ず磁界が発生しています。
私たちの身の周りの洗濯機やテレビなどの家庭電化製品や送電線からも磁界は発生しています。
磁界の大きさは、「電界」と同じく発生源から離れると急激に小さくなります。
おもに理学系では「磁場」、工学系では「電界」ということが多い。

 

磁界の単位

磁界の強さ(磁束密度)を表す正式な単位は[T](テスラ)ですが、従来よく用いられていた[G](ガウス)が使われることもあります。

10000G=10000000mG=1T
2000mG(ミリガウス)=200μT(マイクロテスラ)
10G=1mT(ミリテスラ)

交流電気が流れると電磁波が生まれます。

 

電場、磁場は一般の電化製品、送電線など電気が流れるところで発生します。

高周波は携帯、wifi、無線などの電波のことを指しています。

・スマホは、その辺にある電波を受信して送信します。
※送信するときの方が電磁波は強いと言われています。そのためスマホは電波の送受信が一番影響があるとも言えます、
※バッテリー(DC)で動いていますので電場はあまり発生しません。
※充電するとAC電源に繋がるのでアダプターで電場が発生、電源コードを伝ってきます、寝ているときなど充電しながら頭の横に置いているだけでも電磁波の影響があります。
※磁場は発生します。

・WI-FIルーターは電波を発信します。
※ルーターはコンセントAC電源に繋がって動いていますので電場、磁場発生します。
※電波を発信します。(高周波)

・ラジオはチャンネルを合わせて、拾いたい周波数を受信します。
※電池で動く場合と、コンセントで動く場合では電磁波の発生加減も変わります。

・電子レンジは、中の食べもに電波をあてて水分子を摩擦で温める
※電子レンジ自体はコンセントAC電源に繋がって動いているので電場と磁場も発生します。

 

電波にも沢山の種類があります。
レーダー、携帯電話、PHS、衛星放送、無線LAN、wifi、電子レンジ、テレビ、タクシー無線、航空機電話、FMラジオ、AMラジオ…etc

表の中の「電波」のことを一般に「電磁波」「高周波」と曖昧に通称して用いている、と考えたほうがよいでしょう。

無線通信で使用される場合は10kHz以上が高周波とされます。また電波法では「高周波利用設備」の定義の中で10kHz以上を高周波としていますので、ここでも10kHz以上の波長の電波を「高周波」と呼ぶことにします。オーディオ信号・電子回路では数10kHz程度であっても低周波に分類されることがあります。このように定義が明確ではないので、用語を扱うときはご留意ください。

 

これらの存在による身体への様々な影響のことを「電磁波の影響を受けている」と表現されています。

最初にも触れましたが、こうした存在は人間の目に見えないため、実際にどのような影響が起きているのかを断言することは本来難しく(不可能と言えます)、見えないがゆえに、さまざまな心因的要素をと絡み流言や被害妄想などの遠因となることもあるようです。断言ができない科学現象だからこそ、憶測が憶測を呼び込んでしまう場合があります。
時に繊細な人体が、その心身状況と合間って、一般には考えられないような反応をしてしまう時がある、としか現状は科学的に表現できません。

 

 

電場と磁場、高周波それぞれの除去方法

「電場」は「電気」

「磁場」は「磁気」

とここではご理解ください。

基本の基本の対策方法としては、「電場」「磁場」「高周波」すべて発生源から離れるということでができれば理想です。
電化製品などから発生する「電場」「磁場」は30cmほど離れれば影響はほぼなくなると言われています。
しかし、発生源は一つではなく身の回りにたくさんあるので、発生源がどこなのかということも把握することが重要です。

 

・電場を防ぐ金属と高周波を防ぐ金属は、銀や、銅、アルミホイルなど導電性のある金属で防ぐことができます。
素材の導電性が高い方が遮断率は高いです。
商品名だと、「電磁波シールド」

・磁場を防ぐ金属は、磁性体のある金属です。鉄のような磁石のくっつく金属です。理想は鉄よりももっと磁石のくっつく力のある金属が理想です。
商品名だと「磁気シールド」

※また一説では炭が磁場を均一にする作用があり、磁場を吸収するとも言われ、建物を建てるときに磁場を安定させるために土と炭を混ぜたりします。部屋に炭を置く事でも磁場を少し安定させる、とも言われています。炭の品質に左右される/竹炭が良いという報告もあります。高品質な炭を手に入れるのは難しく-高価ですし見た目ではわからない-たとえ高価な炭を手に入れても使用期間中の劣化の度合いも判別できないため、専門に炭を研究している人以外にはここではお勧めしません。しっかりとしたエビデンスは見つかりませんでしたが古くからよく知られている話ですので参考事例として掲載しておきます。

 

電場は電気と同じなのでアースすることで地面に逃がすことができます。

 

電場の場合は「電磁波シールド」、磁場の場合は「磁気シールド」

・電磁波シールドで一定程度防ぐことができます。
100%反射するわけではありません。生地の厚さ、編み込み方などによっても遮断率は変わります。
※ただしこの金属系のもので防ぐ方法は乱反射することが考えられるので状況によってはお勧めできない場合もあります。

今の現代生活の中ではスマホやwi-fiなどの電波が届かない環境にするしか完全に除去はできないので、電磁波を完全に除去するのは物理的に難しいとも考えられます。
過剰に電気が気になるようであれば、少し身の回りの電気量を減らしてみるところからご対応ください。

その他

・磁石の力で打ち消し、電場、磁場、高周波ノイズを低減してくれる商品もあります。

・電子や磁場や高周波ノイズを吸収してくれる素材もあります。

※高額商品には要注意です。不安な商品は消費者センターなどに問い合わせてから購入ください。

 

アーシングはアースするので電場の除去はできますが、磁場や高周波の対策にはなりません。

磁場、高周波ノイズの対策はそれぞれ別々に対策する必要がある、ということを覚えておいてください。

 

生活の回りの電磁波

 

ブレーカーを落とす場合は、冷蔵庫のブレーカーは落としたくないと思います。
その為。安全ブレーカーの冷蔵庫の電源以外のスイッチを落とすことで、冷蔵庫以外は、ブレーカーからの電気がお部屋に行かなくなります。

 

アーシングと電磁波対策の違い

アーシングすることで体の表面の電場を地面に逃がしてくれますので、体の表面の電場を軽減することができます。
手っ取り早い電場の対策はアーシングが一番効率的です。人に直接作用してくれますので。
※体の中を電場が通るわけではありません。
しかし、体の表面の電場を逃がすには、体の表面に電場を集めないと逃がすことができません。
その電場は少ないほうが理想ではあります。
その為、室内でのアーシングをするにあたって、電磁波の対策をすることで、電磁波環境がよくなる、外の環境に近くなるということが言えますので、
アーシングと電磁波対策は両方やった方がよいという結論になります。

 


電磁波の体に対する影響について

電磁波については、多くの方は「何も感じない」とおっしゃるかもしれません。しかし同時に敏感な方は電磁波または何らかの理由で体調不良になり、電磁波を除去することで体調が回復している、という報告をいただいているのも事実です。

下記に総務省の電磁波についてのレポートがあります。

https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/denpa/jintai/

公的団体も電磁波について述べなければならないくらい、現代は電気にあふれています。

もし個人の体調不良が医療機関等の検査の結果「原因不明」である時、身の回りの電気関連や化学物質等の影響がないか一度検討してみるのも一つの方策です。

ここではそうした状況の方もいる、という理解の下、当協会が考える電磁波との付き合い方について考えてみたいと思います。電磁波については、当協会は今後も観察、リサーチして、より科学的なデータを列挙して参る所存です。

マイクロ波周波数電磁場 (EMF) は、うつ病を含む広範な神経精神医学的影響を引き起こします

電力設備から発生する磁界の低減方法

電磁波についての世界保健機関(WHO)のファクトシート(2016)

送電線と小児白血病の関連性はない

電磁場への短期暴露に関連する生理学的変化と症状:無作為クロスオーバー誘発試験

携帯電話の基地局周辺に住んでいる人間に対する RF による健康リスクの証拠: 高周波疾患から癌まで

情報が入り乱れているのが現実です。しかし社会に統一をもたらすのは、権威が設置した事実に基づいて展開することで良くも悪くも価値の統一が図れます。個人の意見はさておき、世界の常識、先端の科学的知見を基本的な根拠としてファクトシートなどを時折チェックする癖をつけていただくのが理想的です。それにより世界の基本動向を理解した上で、個人の研究を推し進めるべきでしょう。

過剰なストレスや、過労、長年の心身疲労などがいつの間にか電磁波などの目に見えない存在や他者由来の元凶に原因を求めてしまうケースなども論文で報告されています。

今現在、電磁波による激しい苦痛(実際に過敏に心身が反応してしまう一種のアレルギー反応)を感じられている方は、電磁波対策で心身疲労を抑える(電磁波というより電場対策中心の対応=家電のアースや、身体のアーシング)などの対策はあくまで補助対策です(電磁波が原因ではない、というのが現実の科学的判断です。だから電磁波対策をしても心身不調は改善しない可能性があります)。室内を清潔に保ち(浮遊した埃などに電子がくっつき、それを吸い込むと結局体内の電子は過剰になる可能性=出典論文=。)医師に相談し、十分な休息と診療期間を設けていただいた上で、改めて冷静な身心状態をもってこの問題と取り組んでみてください。

 

WHOなどが世界中の研究者から集めたデータによれば電磁波の人体への影響は完全には証明されていません。
逆を言えばWHOで、影響がないとも断言できないというのも事実です。
そして、一定数、必ず体調などに影響が出る人がいるのは事実です。
現実には、影響はあっても、経済などの関係で影響がると言えないということがあるので、断言をしていないという専門家の見方もあります。

 


WHO電磁波関連ファクトシート集
現状はしっかりと人体を大地に接続することで、その影響を最小限にするための工夫をしていく、ということを考えるべきでしょう。

電気と電磁波の違い

電気=厳密には電荷の流れ(主に電子の流れ)を指します。

電磁波=時間的に変動する場(または電界ともいう)と場(または磁界ともいう)から生じるです。

電気が流れるところに生じるエネルギーを総じて電磁波と呼びます。

家庭の交流電流は、50Hz/60Hzの周波数を持ち、これは1秒間に電気の流れる方向が50回または60回切り替わることを意味します。この電場と磁場の方向の切り替えにより、同じ周波数の電磁波が微量に生成されます。この電磁波が自分の体調に影響がある、と考え実際に体調不良を感じる人がいます。

 


アーシングと除電の違い

●ヘルスバンドを使う(静電気ブレスレット)

手首などにつける静電気のバンドによる体調改善効果の報告があります。

・付けた方の腕の可動域が良くなる

・片頭痛がなくなる

・原因不明の手の痙攣がおさまる

・PC作業の肩こり、疲れ軽減

・肩こりが楽になる

・寝違いの改善

車のボディアースや、ヘルスバンド的グッズの静電気の除去(あるいは何らかの放電処理)は、大地から新たに電子を受け取る効果とは異なる仕組みが考えられます。体の環境にもよりますが、静電気の除去による、アーシングと似たような体調改善効果が人体の過剰なストレスや疲労の軽減を感じる人もいます。

普段帯電しやすい服を着ていることで、空気中の帯電した埃などが体に付着したり、吸い込んだりして常時帯電する環境にある、と考えてください。

もし効果が不十分であった場合は、自宅や休憩時に地面での(植物に触れるなどでも)アーシングを行えるのなら、必ず本来の大地を介してのアーシング(それに準ずる大地と繋がるグッズ使用)をできる限り長くおこなってください(大地や植物に瞬間的に触れて、瞬間的に放電できるのは体の表面の静電気のみです)。

ブレスレットでは大地からの電子を補給することはできません。また放電はゆくっり時間がかかりますので、すぐに除電効果がある、というよりも補助的な役割によって、体表面の電場の影響を軽減する効能があると考えられます(ブレスレットでは静電気の多い乾燥した季節では、ブレスレッドをしていても絶えず静電気は体表面で発生するので、ドアノブなどに触れた時にバチッとくる痛みの現象を無くすことはできません)。

 

 

アーシングと除電の違い

※物理現象として産業事例で知られる「コロナ放電現象」そのものではなく、類似した放電現象、または自然放電現象も含んだ表現としてご理解ください。

 

一般に流通している情報で、上手のような行為をアーシングと呼んでいる時がありますが、これらはアーシング協会が定義している大地のアーシングとは異なりますのでご注意ください。

 

●アーシングポット、観葉植物
・リラクゼーション効果
自然との触れ合い: 土や芝生に直接触れることは、心理的なリラクゼーション効果をもたらします。特に、日常生活の中で自然との接触が少ない環境にいる場合、土に足を置くことで気持ちがリフレッシュし、リラックスできます。自然の感覚に触れることで、ストレス軽減や心の安定が期待されます。
・皮膚の感覚刺激
足裏の刺激: 土や芝生の上に足を置くことで、足裏が自然の素材に触れ、その感覚刺激が心地よさやリラクゼーションを引き起こします。これにより、足の緊張が和らぎ、血行が促進されることも期待されます。
・観葉植物の効果と似た癒し
植物との接触: 観葉植物と同様に、土や芝生に触れることは自然と触れ合う感覚を提供し、精神的な癒しの効果があります。これにより、日々の忙しさから解放され、心が落ち着く感覚を得られるかもしれません。
・感覚的なリフレッシュ
土や自然に触れることによるリフレッシュ: 自然の土や芝生に触れると、体や心がリフレッシュされ、気分転換になります。現代生活では屋内での生活が多く、土に触れる機会が少ないため、室内でアーシングポットを使用することで自然を感じられる利点があります。
・デトックス的な効果は限定的
静電気の放電や本来のアーシングによる電磁波からの保護効果は、地面に接続されていない場合、十分には期待できません。アーシングポットを使用して土に触れても、静電気はその場にとどまる可能性が高いため、地面に接続している場合のようなデトックス効果(静電気や余分な電気の放電)を得ることは難しいです。

●泥パックのメリットとしては、
・リラックス効果とミネラル吸収
ミネラル吸収: 泥パックの主な利点は、アーシング効果ではなく、泥に含まれるミネラル(マグネシウム、カルシウム、亜鉛など)を皮膚を通して吸収することで、肌の健康やリラクゼーションに役立つ点です。家の中でもこれらの利点は享受できます。
・リラクゼーション効果: 泥パックをすることで、リラックスできる時間を持ち、心身のストレスを軽減する効果もあります。これはアーシングと同じように、精神的なリフレッシュをもたらす点で有益です。

 

●お風呂に塩を入れるメリットとしては、
例えば、エプソムソルトを使ったお風呂は、以下のような効果が期待できます:
・筋肉の緊張緩和:マグネシウムが筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせる効果があるとされています。
・ストレス解消:ミネラルが体に吸収されることで、神経系のバランスを整え、リラックス効果が期待できます。
・皮膚の健康:ミネラルは皮膚のバリア機能をサポートし、乾燥や刺激から保護するのに役立つ場合があります。
したがって、塩を入れたお風呂は、アーシングとは直接関係しないものの、ミネラル補給やリラクゼーションの観点では健康に良い影響をもたらすと言えるでしょう。

 

これらはリラックスを伴う副交感神経の安定による効果と考えられます。アーシングも同様な効果を引き起こすので、結果としての健康効果が類似することもありますが、アーシングが行う中長期的な安定を目指した「体内の電気バランスの調整」があるわけではありません。ご自身が心地よさを感じるなら、アーシングをしながら、こうしたリラクゼーションを取り入れてみても良いでしょう。

 


 

 

アーシングの方法

・1日を通して出来るだけ長い時間

・体表面の広い面積で触れてアーシングする

と効果的です。ここでは、

「アーシングをすることで、大地と同じ電位になることで体の機能を整える」

と理解して先に進みましょう。

今の時代は様々な電気機器に囲まれているので、”アーシングし過ぎる”事はない、と考えられます。

 

●屋外でのアーシングについて

・地面(土や芝生など)の上に裸足で立つ、手で触れる

・大地に根を生やした木や植物に触る

・自然の中の川、海に入る

(ほか、森林浴をすることも良いとされています)

基本的には地面に触れることが確実ですが、私たちは普段の生活でも微量ながら放電もしています。適度に自然の中で過ごすことは健康を維持することに理にかなっています。

森林浴では地面や木々に触れたりすることでアーシングの機会が増え、より効果が期待できます。
森林浴や外でのアーシングでは、人間の五感や植物などから出るフィットンチッドという物質による効果などが研究されています。

フィトンチッド(phytoncide)は、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。 植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質。 森林浴はこれに接して健康を維持する方法と考えられ、健康増進だけでなく癒しや安らぎを与える効果もあるとされ、その仕組みが研究されています。

なお、室内の植木鉢の土など、地面と繋がっていない場合はアーシングできません。

森林浴参考

https://www.nippon.com/ja/people/e00140/

自然セラピー 生体調整効果と個人差

 

 


 

アーシングの体感について

アーシングの体感はかなり個人差があります。
当協会ではさまざまな報告をいただいています。

 

アーシング時の感覚

・なんか少しピリピリする(嫌な感じではないピリピリ感)

・ジワジワする

・温かく感じる

などがすぐに感じる体感として代表的ですが、これも感じる人もいれば、感じない人もいるようです。

 

主要な改善報告

・よく眠れるようになった、目覚めがスッキリするようになった

・他にも肩こり、腰痛、頭痛が改善した

などがあります。

この効果も、すぐに効果を感じる人、全く何も感じない人、継続していて気づいたらなんかよくなっていた等様々です。

 

その他のアーシング効果報告例

●慢性痛や症状の改善
・肩コリ、腰痛、頭痛がなくなった
・めまい、難聴がおさまった
・血糖値が下がった
・ヘモグロビンA1cの数値が下がった
・糖尿病神経障害での足の麻痺の感覚が戻った

・事故での後遺症で足を全く動かす事が出来なかったのが感覚が戻り、数歩歩けるようになった
・多発性硬化症が改善された
・末梢神経疾患から解放された
・スポーツ選手の練習にアーシングを取り入れたら選手の怪我が減った
・ケガが早く治った
・アトピーの痒みが軽減、アトピーが治った
・花粉症が軽減した
・変形股関節症の痛みの軽減
・手や足の痺れがなくなった
・リウマチの動きがよくなった
・帯状疱疹後神経痛の軽減
・圧迫骨折の痛みが激減し、足の痺れも治った
・頸椎症性脊髄症により左優位の両上肢にしびれ
・怪我をして生えてこなかった爪が生えてきた
・歩行改善

 

●睡眠について
・不眠症、睡眠改善、よく眠れるようになった、疲れがとれる
・翌日の目覚めがいい
・いびきが静かになった(しばらくすると戻る事もある)

 

●精神状態について
・ストレス緩和
・なんか少し落ち着く
・うつ病の人では、なんか落ち着く、薬を飲まなくても寝れるなど
・集中力が上がる(ヨーロッパでは電磁波の除去をすることで学生の学力が上がったという検証もある)

 

●体の状態について
・体が温かくなる
・女性は特に肌にキメがでてきて、肌質がよくなった
・足の静脈瘤がなくなった
・運動後の疲労回復、次の日筋肉痛や筋肉疲労がいつもより楽になった
・ケロイドがなくなった
・柔軟性が良くなる
・筋力テストアップ
・視力障害、視界がスッキリする

・動悸、息切れがしなくなった
・こむら返りがなくなった
・歯の食いしばりがなくなった
・ガルパニック電流(金属から感じる電流)がなくなった
・歩行改善。足指、足首、スネの外側筋肉のそれぞれが柔軟で、とても歩きやすい
・痩せやすい体質に改善された

また、家の中で飼っている犬や猫などのペット、動物などもアーシングは必要だといえます。人と同じく元々は大地の上で生活しながら進化した生物だからです。

ベランダなどで育てている植物と、大地で育っている植物では育ちが変わったりすることもあります。

熱帯魚の水槽にアースをして、熱帯魚が元気になった等の報告もされています。

 

コルチゾールの過剰分泌の低減

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。

心身がストレスを受けると、急激に分泌が増えることから、「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
コルチゾールの分泌過多は、ストレスから身を守ろうとして起きる現象です。瞬間的な量の増加に問題はありませんが、長期的なストレスにさらされることで、脳の海馬を委縮させることが分かっています。

さらにコルチゾールの分泌は、免疫系・中枢神経系・代謝系など、身体のさまざまな機能に影響を及ぼします。たとえば、うつ病患者のコルチゾール値は高い、ということなどからも分かります。
つまりコルチゾールは、ストレスと心身の健康状態を結びつける、大切なホルモンなのです。

アーシングはこのコルチゾールを安定させてくれるという論文も複数発表されています。

参考:「代替医療と生活習慣医学の方策としてアーシング(グラウンディング)の勧め:研究立証と臨床の評価」

 

 

アーシングについての諸問題

屋内でのアーシングできるグッズを使用しての効果で悪い反応が出る場合

感覚が通常の人よりも敏感な人がいます。敏感な人の中にはアーシングによって逆に体調が悪くなる人がいます。

①寝ているときに何度も起きてしまう
①体がむくむ
①次の日一日中眠い、だるい
②ビリビリしてアーシングができない
②しばらくして動悸がしてくる

中には血尿が出たという方もいます(効能は全て使用者ヒアリングによるもので病理検査で因果関係が確定したものではありません)。

これらの人は、コンセントのアースに接続して出ている反応がほとんどです。

このような場合、

①の症状の方は

・我慢できる人はそのまま続ける

・1日に数回に分けて体を慣らす

・グッズの上に厚めの生地を敷いて抵抗を大きくする(電気の移動がゆっくりになります)

・浅く埋めたアース棒でアーシングする(抵抗が大きくなるので、こちらもゆったりと放電できることになります)

これらの方法から試してみるとよいでしょう。

 

②の症状の方は、

・水道など抵抗の高い所に接続する

これから試して頂くのが良いでしょう(①の方が試してもOKです)。水道は抵抗が高くゆっくりアーシングする、といったことが症状改善の報告を頂いています。

症状によって対策方法を選ぶ基準として、すぐに悪い反応が出る人で水道からの接続が可能であればご検討ください。

※水道でももう現代ではほとんどの水道管が塩化ビニル製になっていますが、まだ鉄の水道管の場合がありますので注意が必要な場合があります(導電性が高い)。

これらの対策/対応をすることでアーシングの効果を得られることが多いようです。

(テキスト2におけるアーシングできるグッズの使い方の項目も参照)

可能であれば、テスターで形式的にでも計測をしてみてください。

 

これらのアーシングによる身体の反応にはさまざまな原因が考えられます。

心理的影響による不調(プラセボ/ノセボ的反応)

・「不安/恐怖/嫌悪/疑念/義務感(儀式化/強迫感)」がストレスになり、自律神経が交感神経優位(戦闘モード)になって、だるさ/鈍い痛み/不快感などが出ることがあります。

・逆に「安心/期待」が強いと、副交感神経寄りになり、腸が動いて軟便/下痢に振れることがあります(数日〜1週間程度で落ち着く場合等)。

「絶対効くはず」vs「効かなかったら怖い」のような認知的不協和が、疲労感や不調を招くことがあります。

・眠っていても警戒が残ると、睡眠中も交感神経が残り、こわばり/浅い呼吸/熟睡感の欠如/朝の疲労/ふらつき/めまいが出ることがあります。

・「健康になるという曖昧情報」への象徴的意味づけが、騙されている感覚/不信感を生み、不調の引き金になることがあります。

グッズ(シーツ/マット等)への接触体験が引き金になる不調

・素材の触感が合わない、環境要因が重なる等で、違和感や体調変化を感じることがあります(製品不良とは限りません)。

・電気的感覚に敏感な人は、微細な電位変化をビリビリ感/気持ち悪さ/眠気などとして強く自覚しやすい。

・その感覚に注意が集中すると、不安が増幅→交感神経優位となり、熱感/落ち着かなさなどで継続困難になることがあります。

・原因が「微弱刺激」か「自律神経反応」か「環境(交流電場など)+皮膚抵抗/感受性」かは、その場で判別しにくく、それ自体が不安を増やします。

・軽いアレルギー、匂いへの不快反応、金属アレルギー、化学物質過敏などで、かゆみ/赤み/頭痛/発疹/吐き気・不安感が出ることがあります。

・「自然志向」など信条と素材(人工的匂い等)の不一致が、無意識の拒否反応につながる場合があります。

体内変化/姿勢の変化が関与する可能性

・体内が電気的調整が起きるという仮定のもと、体が再調整する過程で一時的に不調が出る可能性があります。

・体勢/姿勢による筋緊張の変化、血流変化、静電気除去などが絡むと、リラックス前に軽い興奮が混じり、こわばり/静かな不安/違和感が出る人もいます。

・潜在的な持病(血圧、内耳、貧血、甲状腺など)があると、期待と不安が自律神経を揺らし、めまい/吐き気/落ち着かなさ/恐怖感として表面化することがあります。

・胃腸が弱い人は、副交感神経優位で下痢寄り、交感神経優位で便秘寄り、のように揺れる可能性があります。

これらがアーシングの結果なのか、それともその時々の体調変化による一時的なものなのかは個人では判断しづらいものです。しかしもし現れた症状が上記のようなものであれば、変にアーシングによる副作用と恐れ流こともないかもしれません。また、不調に耐えて無理にアーシングをする必要もありません。アーシング協会でもご相談窓口があります。

日常生活に支障が出るほどの症状が続く場合は、必要に応じて医療の専門家にご相談してください。

 

電磁波過敏症

電磁波過敏症と訴える人は近年まだまだいらっしゃいます。

室内の家電のそばにいると体調がおかしくなる、と訴える人です。

スマホやパソコン、電子レンジや、テレビなどの近くにいると手足が痺れたり頭痛がする人もいます。
また、そのような方の中には化学物質過敏症も持っているという方も多いです。これらのさまざまな症状が出る方を「環境不耐症(EI)(WHOファクトシート)」などと総称することもあります。化学物質過敏症の人で症状が重い人は、洗剤、衣類など化学物質が入っているものでアナフィラキシーショックや症状が出る人もいます。
白熱灯だと平気だけど、LEDライトでも影響の出る方もいます。

影響を受けると訴える人がその対象とするもの

電波(スマホやwi-fi)
電線/高圧線
電化製品
家の壁の中のコンセントなどの電気配線/部屋の照明/2階以上は下の階の照明
スマートメータ(電気のメータ)
車(ハイブリットカー)
電車、飛行機
電磁波攻撃(真偽はともかく報告例自体は何件もあります)

電磁波による影響があると訴える人の中には、アーシングすると感電のような状態になる事がある、と言います。
ビリビリするといっても、嫌なビリビリ感、火傷(電磁波攻撃されているという人)みたいな反応になったりすることもあるそうです。

またアーシングしている際に扱う電気機器がアースさえれていないがゆえに、機器の放電などの影響でビリっとくる、といった状況もある(これは電磁波の影響ではなく、単純に感電している)ので、しっかり状況をリスニングして判断する必要があります。

具体的にどの電磁波がどのようにどれだけ、どんな経路で身体内のどのような部位にどんな理由で影響を及ぼしているのかをリアルタイムで観察することはできません。よって原因となっているだろう存在を推測し、一つ一つそれらの電磁波源を整理していくことで、その影響を観察する、という手段をとるしかありません。これは大変地道な作業です。

 

海外では「汚れた電気(Dirty Electricity)」と紹介されたりします。
Dirty ElectridityはACアダプター/モーター/ファン等から出るノイズ、交流を直流に変えるとき等に発生するノイズ他なので、電気的なノイズになります(論文などでも示される海外で質の悪い電気設備が作り出す電気の質についての言及から来ているようですが、個人によって解釈が異なる場合がある用語です)。

アースすることでノイズによる影響は抑えられると考えられています。発生源を見つけて、シールドしてあるケーブルにフェライトコア等(Amazon等参考画像リンク)を取り付けたり、アーシングできるグッズで蚊帳を作るなど、最終的には個人に体感の良い対策を施していくしかありません。またコモンモードノイズ対策をしていても、アース線から入り込んでしまう様々なノイズを敏感に感じてしまう事も考えられます。同時に神経質になりすぎると、それが逆に交感神経を刺激し、不調につながる場合がありますので、基本的に規則ただしい生活の見直しを行いながら、リラックスする時間や過ごし方を見つけながら、みずかに負荷がない程度の対策を施していく(機器から50cm以上離れる等)だけでも電磁波。ノイズの影響はほとんど身体に届きません。

 

これらの過敏症の方で、
・エルマクリーンでのアーシング
・コンセントのアースでのアーシング
・アース棒でのアーシング
・外でのアーシング
の違いの表現の一例として下記にご紹介します。

各種アースの図解

 

「何か電気みたいなものが体に入り込んでくる」「ビリビリする」

・「コンセントのアースでは嫌な感じがする」

・「アース棒ではコンセントのアースでアーシングするよりマシだが少し嫌な感じがする」

・「外でのアーシングは全く問題なくできる」

という報告もあり、アーシングに違和感があったり、不安になって自律神経を乱し、体調を崩す人もいます。


★原因として考えられる事の一つとして、
「人の皮膚の電気抵抗の違い」が考えられます。
多くの人は、適度に電気抵抗があるのですが、皮膚の表面抵抗の低い人は電気が流れやすいので電気が少し体内部に感じてしまう。その影響を受けてしまう。
逆に、皮膚の表面抵抗の高い人は、電気が通りにくいので、体の表面に電気を貯めやすい。
スマホがなぜか毎回のように2年持たない、電化製品が壊れやすいなどの人は、この皮膚の電気抵抗が高いということが考えられます。
体の表面に電気が溜まり、電化製品などに触ると放電されるのですが、通常の人より量が多いので電化製品に影響が出やすくなるということが考えられます。
たまに、怒ると電化製品が壊れるという方はこういう方かもしれません。
怒るという感情も電気です。
アーシングすることでスマホが壊れなくなってなどの報告もいただいています。

★他にも以下のような原因で体調不良は弾き起こります。

電磁波過敏で訴えられやすい症状(頭痛、倦怠感、不眠、動悸、胃腸不調など)は、ストレスや不安でも起こり得ます。

ゲートウェイ反射(仮説・研究報告の紹介)

強いストレス/痛み → 神経シグナルが血管に作用 → 免疫細胞の入口が形成 → 局所的な炎症が起き得る、という仕組みが報告されています。つまり、心理的負荷が神経‐免疫バランスを乱し、身体に実際の不調・炎症を誘導します。

そこから想定される症状の例

局所の痛み:肩こり、首のこわばり、頭痛、背部痛、腰痛など

自律神経症状:動悸、心拍上昇、発汗、睡眠障害など

胃腸症状:食欲不振、下痢/便秘、吐き気など

全身症状:倦怠感、集中力低下、やる気低下など

ストレスが炎症を増幅し得ること自体は、多くの研究で示されている(という位置づけ)。

ニューロインフラメーション(神経炎症)

ストレス、慢性痛、睡眠不足などで炎症性物質が増え、神経機能が乱れることがあります。

サイレント炎症(低度慢性炎症)

食習慣・喫煙・運動不足などで炎症が微量に続き、慢性疲労などの背景になりえます。

腸内環境と微小炎症(リーキーガット等)

腸のバリアが弱る→炎症物質が血中へ→全身の微小炎症→倦怠感や不安などに関連してきます。

自律神経を介した炎症ループ

交感神経優位が続く→生体シグナルが免疫系を刺激→炎症シグナルが増幅、という連鎖が起こり得ます。

必要に応じて、原因を「電磁波」だけに固定せず、ストレス/睡眠/運動/食生活など生活要因を点検して具体的に改善するのも一つの方法です。

ゲートウェイ反射、神経シグナルによる炎症制御

また、そうした過敏症であってもアーシングを続けることで適応していく方もいるようです。
また電磁波の影響を感じている人はアーシングすることでリラックスできたり、電磁波の影響自体の改善(電場からの電気も一緒にアースされる)等によって、自律神経が落ち着き、体調が改善する例もあります。

 

靴の裸足と日本人の寿命の関係

アーシングを行う人で、極端にゴム靴が悪い、病気の原因だ、と極端に指摘する人がいます。
ある意味では正解であり、正確とはいえません。
日本人の平均寿命データにデータをご覧ください。

参考

実際は靴の生活に関わらず平均むしろ靴を履くようになってなるからの平均寿命の伸びは画期的です。

引用

寿命の伸びは上下水道の普及などとよく照らし合わされます。
靴を履いたことで足からの刺激がなくなり、確かに現代人の病気は増えたかもしれません。肉体の耐性なども変わったかもしれません。

一方で寿命が延びれば生活習慣病も当然現れてくることも確かです(長く生きれば習慣期間も伸びる)。

「ゴム靴」を例として出すのはあくまで、人が地面との接地を忘れてしまったわかりやすい例、として挙げているだけで、全ての元凶が靴にある、とは言い切れないと思います。
多角的にデータから現状を分析してみてください。

 

 

 

 


アーシングできるグッズと静電気除去グッズの違い

アーシングに用いる製品で「体の表面の静電気がパチパチなる」という報告をいただくことがあります。

体の表面の静電気を除去する静電気除去グッズ(工業用などのアースにつながった静電気除去グッズ)は、大きな抵抗でゆっくり静電気をアースに流しますのでパチッとなりません。静電気除去グッズはその場で行う作業において体表面の静電気が影響しないように(精密機械などを作る工場や、パソコンを製造/修理する現場では回路のショート防止のため、作業員の体の表面の静電気の除去を行うため)配慮され設置されたものですので、もちろんアーシング効果もありますが、機器は目的の効果に合わせた使用法を心がけてください。思わぬ事故を引き起こすこともあります。

一般的にESD製品(Electro-Static Discharge=静電気の放電)と呼ばれています。

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マットや服、靴などいろいろ製品があります。
ESDマットの場合、体の表面の静電気が放電しないようにやはりゆっくり逃がしてあげるための2重構造になっています。
EDSマット/リストバンド等の表面抵抗値は大体1MΩ(1000kΩ)です。
工場等は一般家庭の電圧より高く、高圧電流に触れても感電事故にならないように1MΩという抵抗になっています。
マットの裏側は10*3~10*5Ω(1000kΩ-100MΩ)など抵抗値は低くできていますのでマットの表面から裏側にゆっくり電気が逃げてゆく構造です。

ESD製品でもアーシングができないわけではありませんが、本来のアーシングとは異なるかなりゆっくりとしたアーシングになります。

人によってはこのタイプのアーシングが向いている人もおり、学習者は様々なタイプのアーシングの形式があることをよく理解し、一人一人に合った方法を提案しましょう。

 

いよいよアーシングできるグッズを接続し、通電しているかどうか確認してみましょう。


屋内でアーシングを行うことのできるグッズについての周辺知識をまとめます。

アーシングできるグッズの素材について

 

下記は様々な金属の電気抵抗率等を示した表です。

(参照;電気抵抗率の比較

 

 

 

 

銀は導電性が非常に高い金属の一つで、導電性を重視する製品に用いられることがあります。銀(銀イオン)は抗菌性があることが知られており、製品によっては抗菌、消臭、バクテリアの発生などを抑えます。
一方で、銀は硫黄成分などの影響で酸化、または変色(硫化)しやすく、使用環境や洗濯条件によって外観や特性が変化して、利用可能な期間が短くなる場合があります。

 

 

銅も導電性が良く、抗菌性があることが知られています。
通常、銀よりも表面が変質(酸化・硫化など)しやすく、いわゆる「緑青(ろくしょう)」のような被膜が生じます。人の汗(塩分や皮脂)や湿気などによって、この被膜の形成が早まることがあります。
この被膜は、金属表面の電気抵抗を増やす方向に働く
ため、接触条件によっては(アーシング用途として見た場合)導通が弱まったり、抵抗が大きくなったりする可能性があります。

また、銅系素材でも硫化銅を用いた製品があります。硫化銅は金属銅そのものではなく化合物で、電気的には一般に半導体的な性質(金属とは異なる導電特性)を示します。そのため、「銅=金属銅の導電性」と同じ前提で扱うのは適切ではなく、製品ごとの仕様(導電層の構造や接触抵抗など)に基づいて評価する必要があります。

 

ステンレス

導電性は銀や銅よりも低い一方、腐食に強く錆びにくいため、製品としての耐久性(寿命)が長い素材です。
ただしステンレスは合金の種類や表面状態、使用環境(汗・摩擦など)によっては、微量の金属成分(クロムやニッケルなど)が溶け出してしまうとその体質や状態によっては皮膚刺激となり、金属アレルギーが起きる場合もあります

そのため、銀などよりも肌が敏感な方や金属アレルギーの既往がある方では注意が必要な素材と言えます。

 

炭素(カーボン)

炭素は生体を構成する主要な元素の一つです。炭素系材料(カーボン繊維・導電性カーボン配合材など)は、金属より導電性が低い場合が多いものの、腐食しにくく、製品としての耐久性が高い素材として用いられています。金属ほど刺激がないために、穏やかにアーシングできて心地よく感じる、という報告もいただいています。

なお、炭素生地(導電性繊維を織り込んだツルツルのポリエステル素材)は、静電気対策を目的として、精密機器工場などの帯電防止(ESD対策)の作業着等に用いられることもあります。しかし市販の炭素(カーボン)マット/カーボン製品は、素材構成(炭素繊維、炭素配合樹脂、表面繊維の種類…etc)が多様であり、性能や使用感を一様に述べることはできません


内アーシングについて

屋内でアーシングするには、コンセントにあるアースに導電性のあるマットやシーツなどのアーシングできるグッズをアースがついてるコンセントに繋げて、それに触れることでアーシングができます。

しかし日本での一般住宅では各部屋全てにアースがあることはほとんどありません。

ただ、一般住宅を建てるときに洗濯機のコンセントにはアースを付ける事が義務化されています。

他には、エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、トイレのウォシュレットにアースがあることがあります。

注意:コンセントにアースの接続口があっても必ずアースが機能しているとは限りません。年月と共に劣化や、検査の時だけ地面を濡らして検査を通す、手抜き工事などで、繋がっていない場合があります。

 

その他のアーシング方法について

●アスファルト/コンクリートでのアーシング

アスファルト、コンクリートは電気抵抗が非常に大きい為、全くできないわけではありませんが、あまりにも地中まで深い施工がされて大地と絶縁されている場合はできないことも考えられます。

・アスファルトやコンクリートの素材には、村土地の水捌けや傾斜、地盤などに適切な混合物で成り立っています。水捌けの悪い地域では、アスファルトの間は隙間を作り、水を流しやすくなっています。そこに水分が溜まり、状況によてはその水分を通してアスファルトでアーシングも可能になる状況も起こりえます。
・新しい建物のコンクリートはアーシングできないかもしれませんが、古い建物のコンクリートは、ひび割れや、苔などの表面構造によって、アーシング効果に類する行為も可能かもしれません。見た目で舗装された道路や、自然の土のように見える場合も、内部で舗装されて絶縁されている場合もあります。
・ご自宅の庭なども表面は土に見えても何層かアスファルトで舗装して表面を絶縁している場合もあります。
・可能であれば、一度テスターでどのように電位が変わるか計測してから実施していただくと確実でしょう。

 

 

●アース棒を外に埋め込みアーシングする

アース棒を屋外地面に打ち込んでアーシングすることもできます。

※実際にアーシングできているかどうか、テスター等で必ず数値を計測してご確認ください。

 

 

●水道近辺でアーシングする

昔は水道管は鉄でしたが、今は樹脂やポリエチレンが多いので電気を通さない素材になっています。

しかし一軒家や3階建て以下のマンションなどは地下からのくみ上げ式が多く、水道の中の水が地下の水道管に繋がっていてアースできる場合があります。

また地面とは繋がっていない場合でも0Vになっている場合があり、これでアーシングの効果が出た、という報告をいただいています。

なお、0Vだからと言って地面のアースと同じである、ということではありません。地面でなくても0Vの場所はあります。

 

 

●鉄筋の建物の鉄筋に繋ぐ

鉄筋の建物は鉄筋が地面にささっています。
その鉄筋にアルミサッシやドア枠、ベランダのお手すりなどがつながっている場合はアースできる場合があります。

同様に地面と繋がっていない場合もありますが0Vになっている場合もあり、やはりアーシングの効果が報告されています。

 

 

 

●自動車乗車の際にアーシング

車に乗っているときは地面には繋がる事はできませんので本来のアーシングとは少し違いますが、車はバッテリーが12V(普通車)で回路が完結しています。ボディアースと言って車はボディでアースできます。車のマイナス極性部位に繋ぐことで車の中での電場を除去、静電気を除去する事ができます。
(ここでの「アース」はマイナス(車体)に人体をつなぐことで静電気を車体に逃し、バッテリーに電気が逃げていく、という意味です)

車にのると頭痛がする人が、アースをつなぐ事で改善した例があります。

車は雷が落ちても安全と言われる原理は、車に雷が落ちてボディを通り、タイヤの電気を通しにくい性質を利用してゆっくり地面に放電してくれるためだ、と言われていますが、人が車の金属部分に触れていると感電してしまう可能性がないとは言い切れません。
念の為、雷の時はアースしないことが賢明です。

 

さまざまな状況でのグッズの設置方法

屋内のアースの種類

家庭にあるアースのタイプは大まかに分けて下記の四種になります。

電化製品をアースするために、基本的にコンセントの下部にあります。

アースは直接地面に繋がっていますので、電気が流れるなどの心配は基本ありません。
※極めて稀ですが、電気工事の業者さんで、原因不明ですがアースに電圧がかかっていた事があるようです。その際はアースに触れたらビリっとします。

洗濯機のコンセントのアースは建物を建てるときに必須で検査がありますので、洗濯機のコンセントにはアースがだいたいあります(古い建物の場合はないことも)。

また、これも稀ですが、アースの劣化や手抜き工事などで肝心のアースが地面に繋がっていない場合もあるという事を知っておいてください。

その他としてはエアコン、電子レンジ、冷蔵庫、トイレのウォシュレットのコンセントにアースがあることもあります。

 

実際にお問い合わせいただく勘違い

 

こちらも緑のコードがアースに繋がっていないとアースは機能しません。よくお問い合わせがあるのは、このアースケーブルがあれば、アースされている、と思う方が結構おられます。

同様に、ベランダなどの植物の土でもアーシングはできません。なんらかの理由で植物などのプランターなどが地面に繋がっていればアーシング効果がある場合もありますが、床や階を隔てている場合はアーシングはできません。

 

 

 

アース付きコンセントの接続方法

ネジ式アース

 

 

3口アース

 

銅線差し込みタイプ

 

 

アース棒

金属の棒を地面に差し込みます。

地面に触れるだけでアーシングはできます。地面表面に軽く埋めたアース棒でもアーシングできますが、地表より地面深くに埋めたほうがしっかりアースsjます。

アースを電気工事で接地する際は、基本的には75cm以上の深さで接地抵抗計にて基準値をクリアしなければなりません。地面によっても電圧がある場合があり、しっかりと0Vの場所にアースしなければならないのです。

 

個人でアース棒を接続する方法

浅く埋める場合

深く埋める場合

アース棒を埋めるときの注意

現代の産業環境では市街地の表面は電磁波の影響を受けている可能性もあります。当然、地表より地中の方がアースの力が強い(抵抗が少ない)、と考えられます。

(引用)

アーシング環境の違い、変化を理解し、「アーシングが効かない」と考える前に、自分に合うアーシングを丁寧に精査しながら探すことのできる知識を持つと、より冷静に対処できるでしょう。

 

 

 

 

 

水道からアース

水道管は、以前は金属管(鉄管など)が多く、条件によっては接地(アース)として働く場合がありました。しかし現在は、屋内配管の多くがポリエチレン管や塩ビ管などの樹脂系素材になっており、電気的に十分な接地が期待できないケースが一般的です。

また、電化製品のアース線を水道管(やガス管等)に接続することは危険であり、禁止事項として注意喚起されています。状況によっては電気化学的な腐食(いわゆる電食・迷走電流など)を助長し、配管の劣化リスクを高めるおそれがあるためです。

なお、人の体を介したアーシングは、家電の保護接地(安全のためのアース)とは目的も条件も異なるため、家電のアース代わりに水道管へ接続する行為は行わないでください。アース線は、必ず定められた接地端子・接地極等、適切な場所に接続してください。

 

水道でも下記の写真のようにテスターで0Vであることが確認ができます。

蛇口周辺に接続する場合、蛇口の金属部が「地下の金属配管」や「建物の金属配管系」と電気的に連続している環境では、結果として大地側へ電気的に逃げる経路が成立している可能性があります。ただし、現在の配管は樹脂管(ポリエチレン管・塩ビ管等)も多く、途中で絶縁されている場合もあるため、蛇口=確実な接地(0V)とは限りません。

また給水方式は建物によって異なります。一般に直結直圧方式は3階程度までが目安とされますが、4階以上でも直結増圧方式や併用方式が採用されることがあります。一方で、受水槽(貯水槽)や高置水槽(屋上タンク)を介する方式の建物もあります。
このように「水が来ている=電気的に大地へつながっている」とは限らず、建物側の配管材質・継手・設備構成で状況が変わります。

稀に高層階でも測定上は電位差が小さく見えることがありますが、その場合でも配線環境や周辺機器の影響を受け、ノイズが混在する可能性は残ります。したがって、蛇口周辺への接続は「条件によって成立することもあるが、接地品質やノイズの有無は一律に保証できない」タイプの二次的なアーシング接続である、という前提を理解しておきましょう。

 

水道への接続方法

水道に銅線で巻き付けてもかまいません。接触が重要なのでしっかり接触できる方法で接続してください。

アーシング協会認定のワニ口クリップを活用しても良いでしょう。

その他、専用のグッズでは、下記のようなグッズがあります。

一つの例として

 

このように水道がくっつている金属部分にっしっかり接続することができれば大丈夫です。

配線したコードにつまづかないように、壁際に沿って接続してください。

 

建物の構造による二次的接地効果

 

 

電気機器のアース工事

電気機器のアースについては、そうした商品を買うよりも、町の電気屋さんでアースの増設をしてもらうことのほうが確実で安全。かつ安価です(15000-30000円程度)。
実店舗と長年の実績のある店に直接ご相談されるか、近くの大きな家電量販店などから依頼を進めると必要な範囲での明朗会計がなされます(「カインズホーム」等)。クレームが起きても業者と直接交渉せず仲介人とできるからです。
予算を抑えようと、インターネットで安いところを検索して、実店舗がどこにあるかわからない近所にあるとされる会社に出張工事などを依頼するとネット価格とはまるで異なる高額工事をされたり、追加提案をされて「これを今日済ませないと今晩電気は使えない」などと勢いで工事を押し切られ、結果かなりの高額な工事になったりするので、仲介人のいない工事依頼は避けてください。

 

 

●アース線の長さ/質

電気的に理想のアースはコードの太さが太く、しっかり地中深く、抵抗が低い素材でというのが理想です。
そうすることで先に紹介したコモンモードノイズの影響も最小限に抑えたりできると言われています(深ければ、空中の電磁波を拾う可能性がその分減る)。

 

アースケーブルがアンテナとして電磁波を引き寄せてしまう可能性について

アースの線は、長くなるほど外部電磁界を拾いやすく、条件によってはアンテナのように振る舞うことがあります。もちろんアース線の長さ、接地の状態(接地抵抗等)、コードに抵抗が内蔵されているかどうか等によって、どの周波数帯の影響を受けやすいかは変わります。

具体例として、100 MHz帯の電波の波長は自由空間で約3 mです。
その時ケーブルの電気的な長さが波長の1/4、1/2、1倍などに近づくと、条件によっては共振しやすくなり、ケーブルに共通モード電流が流れて、ケーブル自体がノイズを拾いやすくなったり、場合によっては放射源の一部のように振る舞うことがあります。
もし気になるようでしたら、ケーブルから人体が距離を取れるように配置することが最善です。また抵抗内蔵タイプなどのケーブルを利用したり、配置を変えて長さを工夫するなどします。

なお、一般的な家電機器の電源コードや延長ケーブルは上記のような電磁波の共鳴を考慮して長さが決まっているわけではなく、製品機器のパフォーマンスを考えて短すぎず、長すぎず設定されています。

延長コードを「避けた方がよい」ケース

・延長でケーブルが長くなるほど、拾うノイズの条件が増えます。
・接続点が増えるほど接触抵抗・ゆるみ・品質ばらつきが増えます。
→ なので、基本的には「延長はまず避ける」が基本です。

延長が「むしろ有利」になるケース

・延長することで、発生源(電源タップ、ACアダプタ、ルータ、配線束など)から距離を取れて、総合的にノイズが減ることも考えられます。
・ケーブルの取り回しを工夫して、他のノイズ源から離して這わせられる
→ こうした専門知識がある場合、延長コードの利用は距離と配置による効果が優先されることもあります。

ケーブルが短かければ、短いほど空中に飛ぶ生活電磁波の周波数を超えていくので、共鳴しづらくなります。

ケーブルの長さと共振する周波数をより厳密に区別してみました(作成:アーシング協会)。

ではどの程度の電磁波が該当するかは、下記などを改めてご参考ください。

(引用)

 

 

マンションなどの集合住宅では、アース端子や接地極までの経路が長くなったり、建物内の配線/設備を経由することで、アーシング経路が電気的に複雑になる場合があります。一般に、長い導体は周囲の電磁環境の影響を受けやすく、条件によっては「アンテナのように外来ノイズを拾う」振る舞い(共通モードの影響など)が起こり得ます。
その結果として、環境によっては体感が不安定になったり、「流れがスムーズに感じにくい」と表現されるケースが出る可能性はあります。ただし、これは「電子の流れが滞る」といった単純な一因一果で説明できるものではなく、周囲の配線環境/接地品質/ノイズ源の種類/人体側の感受性などが複合します(同じ人でも、場所や条件=都市部と森林部の違い等、によって体感が変わることがあります)

一方で「高層階よりも、治療院など別の環境で行った方が良かった」という報告が出ることがありますが、これも環境条件の違いが影響している可能性があります。

したがって、アーシングは「ご自身の環境/体質に合う形がある」という前提で工夫してください(例:ノイズ源から距離を取る、配線を束ねない、ケーブルを必要以上に長くしない、接続点を増やさない、など)。

なお、歯科治療で用いられる金属(矯正用ワイヤー等)が電磁波環境下で電気的挙動に影響し得ることを検討した研究はありますが、日常環境で「尖っている金属=必ずアンテナ化して体調不良を起こす」といった形での一般化は適切ではありません。不安が強い場合は、自己判断で結論づけず、歯科医に相談してください。

 

 

ケーブルの配線について

 

 

グッズの抵抗の仕組みとその理由

 

 

 

コードに抵抗が内蔵している理由その

※コードジャック部分に下記のような抵抗器が内蔵されています。

導電性の物質である以上、地面の環境によりアースから入り込んでくる何らかのノイズのような存在があります。これらは「コモンモードノイズ」と呼ばれています。
ノイズ源を共有(共通)して混じって同方向に流れてきてしまうコモン(共有)するノイズを総称しています。種類も様々で、アースした大地内の状況にもよります(宇宙線、近隣の地面、施設/電気機器からの原因不明な電磁波、地下に高電圧機器や地下鉄のように活発な電気環境や、配線等が埋まっている場合等)。
これを「大地の環境が良くない」という言い方をします(そのような大地環境でも、抵抗ありのグッズを使うことでアーシングの効果が出ている報告があります)。

コモンモードノイズの種類によっては体に悪い影響を与える存在が見つかることも今後考えられます。

通常のアーシングできるグッズでは、製品のコードに感電防止とアースから入り込んでくるノイズの除去のために100kΩの抵抗器が内蔵しています。

この抵抗器について、「コモンモードノイズの低減に寄与する可能性がある」と説明されることがあります。一方この抵抗がない方が調子がいいという方もいます。これはその人の体質や現状アースしている大地の環境、年齢や現状の生活習慣による体調にもよる、ということを理解しましょう(アーシングできるグッズの抵抗器によって人体と大地の間のインピーダンス=電気的な通りにくさ、が上がることで、環境によっては体感に影響する可能性があります)。

海外の一部の説明では「この抵抗器があれば、アース側から入り込むノイズを完全に除去できる」といった表現が見られることがありますが、実際には、接地の品質、建物内配線、周囲の機器、ノイズの種類・周波数帯・量など条件が大きく異なるため、完全に除去できると断定することはできません

しかしながらこれらの抵抗器によってさまざまなノイズの除去が期待されます。その影響は個人環境に依存しますが、ご自身の体調の変化に応じて抵抗器の利用も考えてみてください(基本的には安全面から、慣れるまでは抵抗器を使用したケーブルの活用を推奨します)。

 

コードに抵抗が内蔵している理由その②

アーシングできるグッズは一般家庭で使用することを目的に製造されています。

一般家庭では最大100Vの電圧です。
最低限の安全性を考え100kΩという抵抗が導入されています。100kΩは電気的には小さな抵抗です。

この100kΩという抵抗を理解するためにより感電についての理解が必要です。

※コードに抵抗が内蔵しているのは雷対策ではありません。雷が鳴っている時はコードは接続を外しておくとより安全と言えます。

 

感電について

感電とは電気が人体を流れることです。
感電は、なにも感じないレベルから、死に至る事故につながる程度まで様々です。

交流電流が人体に流れたときの反応の基準(通電電流)

0.5mA 無反応
1mA ビリッとする
5mA 相当な苦痛がある
10~20mA 筋肉が収縮して支配力を失う
50mA かなり危険、死に至ることがある

感電の危険は、

・電流の大きさ
・人のどこからどこへ電流が流れるか
・流れている時間

によって危険の度合いが変わります。

 

コンセントのプラス(100V)とマイナス(0V)にそれぞれ両手が触れた場合、電気は電圧の高いところから低いところへ流れますから、人の体を通りプラスからマイナスに電気は流れます。この状態が感電事故です。

 

地面に裸足で立った状態(大地は0V)でコンセントのプラスに触れても同様に感電事故になります。

最近は200Vが流れるコンセントも多くあります。200Vのコンセントで感電事故があると電源から体を引き剥がすことが難しく確実に生命の危険があります。100Vのコンセントでも運が悪ければ生命に危険な事故になります(電気は、ほんのわずかな電流であれば、医療に役立ったり人体を制御することができますが、大きな電圧は、神経や心臓などの制御を破壊してしまい、結果として命に関わります)。大きな電流/電圧は皮膚の抵抗を破り突き抜けて流れてしまいます。
100Vコンセントであればコンセントに金属でも挟まない限り、人体だけであれば人体には一定の抵抗があり、皮膚の状態、素材の状態によっては上記の方な状況でも感電が軽微なこともありますが、それはその時の状況でたまたま電気が流れなかっただけですので、誤った使用は絶対に行わないでください。

抵抗のないアーシングできるグッズを用いてコンセントのプラスに触れた場合も感電事故になります。アーシングできるグッズが0Vになっているから地面に立っているのと同じだからです。

このような万が一の事故を防ぐために、コードに抵抗を内蔵させることで、体を流れる電気の量を制限し「ビリビリ」とくる程度で済みます(試さないでください)。

アーシングしていない状態で、家の床の上でコンセントのプラス(100v)に触れた場合、バチッとなる場合とならない場合があります。
床の状態が電気を流すか流さないかの状況によりますので「自分の自宅は感電しない」などと判断しないようにしてください。

<計算式参考>

乾いているときの手と電気との接触抵抗を通例2000Ωとします。

ここでは汗ばんでいる状態での接触抵抗が0Ωになることを例にします。
・人体の内部抵抗として、その抵抗を500Ωとします。
・コードの抵抗は100000Ω(100kΩ)
・マットの抵抗1000Ω

500Ω+100000Ω+1000Ω=合計101500Ω(101.5kΩ)になります。

これを計算すると、

通電電流=電圧÷抵抗=100V÷101500Ω=0.0009852A=0.98522mA

四捨五入して人体に流れる電流は1mAになります。

上で示した通り「1mA…ビリッとする」状態で10秒間触り続けても「AC-2:通常有害な生理的影響はない」となります。

よってアーシング協会認定の抵抗ありグッズを正しく用いていれば、万が一感電しても事故になるような事はありません。抵抗がある意味とその計算方法を覚えていつでも説明できるようにしましょう。

※この計算は成人を前提にしていますので、子供やペットなどでは変わってきます。

 

(参考)抵抗0の場合の計算

抵抗のない自作のアーシングできるグッズや、銅線だけのアーシングの場合は、人体の内部抵抗のみだけなので500Ωになります。

通電電流=電圧÷抵抗=100V÷500Ω=0.2A=20mA

人体に流れる電流は20mAなります。
これは上手で示した通り「10~20mA 筋肉が収縮して支配力を失う」ので相当危険という事がわかります。

アーシングとは地球に直接触れるのが一番自然ですが、電気と絶縁体に囲まれた現代社会における暮らし方の中では、100kΩの抵抗グッズを用いれば、長い時間アーシングを行えば効果は変わらないですし、アースから入りこんでくるノイズの除去にも効果があり、万が一の感電事故も防げる、という考え方をすることができます。

これらを踏まえた上でも、人によって抵抗がない方が調子が良い、と抵抗なしグッズを好む人もいます(体質もありますが、住居環境や、周囲の電気環境によって相性が変わる可能性もあるので、思いこまず、随時チェックしてください)。

 

 

感電とB種接地

上記の内容、さらに感電の観点から改めて解説します。

電気は必ず閉回路で流れようとします。

通常機器が正常に作動しているときは、B種接地にもD種接地にも電気は流れません。流れるラインはあっても閉じた回路にならないからです。

 

何らかの電気機器の回路の故障が起きると、機器の外、筺の部分に電気が流れ出してしまう場合があります。

人体がアースされていない機器で感電しますと、電気は人体を通り地面に流れ、一番近くのB種接地線を通って閉じた回路を作ろうとします(基本的に電気は来た場所に帰ろうとします)。

電気回路は必ず閉じた流れを作ろうとするためで、この時人の体が回路の一部となります。いわゆる感電です。運が悪ければ命を落とします。

 

アースなし機器による機器故障時の関電事故

参考;アーシング協会にて加工)

 

しかし機器がアースされていれば、アースは人体よりも抵抗が低いので、電気は人体には流れず、アースを通って中戦線のアース(B種接地)とつながり回路を作り、人体の感電は最小限ですみます(それでも若干人体も電気を流すこともある=足が濡れている時など)。

 

機器故障時のアース接続時の危機回避

参考;アーシング協会にて加工)

このようにどこか周囲で感電による事故があると、コンセントのマイナス側でアースしている場合、感電事故の逆流を浴びる可能性もあります。

つまりB種接地線で戻り電流が計測される、ということはどこかで漏れ電流がある、ということになります。

トランス→100V→電気機器→中性線→100V→トランス

という具合に正しく100Vを使用し100Vが戻って行かないと漏電遮断機が作動します。

トランス→100V→電気機器→中性線→99V→トランス×

戻ってくる電気が100Vないと漏電遮断機が作動し、電気が流れません。

コンセントでアースを取る機器は「余分な電磁波を除去」というよりも、機器の筺体に満ちる微量な電気をUSB等から集めてコンセントに戻すことで外箱に満ちる電気の影響を減らしています(健康のためのアーシングというより、電気機器のアースに近い構造です)。

どのような事故が起きるか、他者製品の保証まではできかねますので、日本アーシング協会では、推奨商品とそれ以外の他社のコンセントにつなぐ製品との併用は行わないでください。

 


 

 

テスターの使い方

アーシングを理解する上で、目で見て計測できるテスターを用いてその計測方法を知ることはとても重要です。

テスターを用いる理由は下記に2点です。

①アースがちゃんと接地しているか
②グッズがちゃんと通電しているか

電気自体が目に見えないため、こういった計測装置をもとに判断を重ねていくしかありません。

計測の状況によっては、①、②が満たされていなくても0Vになったり、数値が下がってアーシングができている、と思えてしまう場合があります。
一度の計測で早合点せず、様々な視点で複数の計測を行い、その数値の確かさを判断できるようになりましょう。

 

グッズ利用時のテスターの活用方法

アーシングの測定では電気機器用のテスターを使用します。

テスターは精度によって値段が変わります。制度が高いものは誤差が少なく正確です。

しかしアーシングの確認についてはそこまで制度の高いものは必要なく、本製品も手頃な製品となっています。

※電気関係の専門的かつ正確な測定においては電気工事資格者が推奨する専用のテスターをご使用ください。

 

テスターの種類によっては、0.00vまでしか測定できないものがありますが最低限表示が0.000Vまで測定できることがアーシング用テスターの条件と考えてください。

 

 

テスターには赤と黒2つのリード線(ワニ口クリップ付き5mテスター用コード)がセットになっています。

通常リード線は先端も針状で80cmくらいの長さしかありません。そのため当協会ではアースに固定接続可能な長いコードが付属されています。

 

プローブについて

よくテスターに付属している握る棒です。当協会では特にプローブがなくても問題ない、という立場を取っています。計測に大差がないからです。

不特定多数の方にテスターで計測をする治療院等では、プローブのほうが扱いやすい場合があります(テスターのケーブル先端は尖っていますし、高齢者ではしっかり握りづらい場合があるためプローブの方が握りやすい場合があります)。また、殺菌消毒もしやすいため当協会でもプローブ自体は取り扱っています。

時折、市販のもので、プローブがセットになっていて高額になっている商品が販売されている場合があります。
しかし個人でアーシングの測定にテスターを用いる場合は、上記の通り、”プローブがなければテスターは使えない”というものではありません。
当協会でもプローブのあるテスターセット、ないテスターセットがございます。購入の際にはよくご検討ください。

 

 

 

①アースが接地しているかの確認方法

テスターを用いてアースの接地を簡易的な確認する方法です。
本来住宅のアース接地工事の際は接地抵抗計という専用の測定器を資格者が使用計測する必要があります。

(注意)必ず右側二つに赤と黒のケーブルを挿してください。接続を間違えると感電やテスターが破損する可能性があります。簡易的なものとはいえ、電気を扱う機器を用いていることを自覚して使用してください。

アース接地の確認方法は、コンセントのプラス(右-縦に短い)とアースを計測し100V前後になっていることです。

通常、コンセントのマイナスは0v(左)、プラスは100V(右)になっています。

アースが0Vなら、

==================

100V(コンセントのプラス) – 0V(アース)=100V前後

==================

と表示されます。アースに何らかの問題があり、アースに20vあった場合は100V-20V=80V
等とテスターに表示されます。

※コンセントはマイナスは左(縦に長い)、プラスは右(縦に短い)ですが、工事の際に逆になっている場合があります。右でダメな時は左でも確認してください。
※また、テスターリード線をコンセントに差し込むときになれていない人は接触がうまくできずちゃんと測れない場合があります。
※(注意)よくあるお問合せで、リード線の針側のキャップをとらないで計測されている場合がございます(下記参照)。その場合奥まで刺さらず計測できません。

②グッスが通電しているかの確認方法

この方法は、体表電圧を測りながら、アーシングできるグッズに触れて、数値が下がれば通電している(アーシングできている)ことがわかります。

上記のように接続します。ここでは一人でも簡単にできるようにスプリッター(T字型分岐)を使用しています。その他のその他の接続/計測方法は下記の動画をご参照ください。

 

 

テスターの黒いジャック→アース側に接続

テスターの赤い針→人が手で持つ。

 

 

 

 

アーシングできるグッズに手で直接触れる事で数値が下がります。

数値が下がる場合は通電しています。体表面の電気がマットを通じてアースに逃げているからです(ここでは100kΩのケーブルを用いています)なお延長機器や接続ジャックには一切の抵抗が入っていませんので並列しても抵抗は増えません。抵抗器が入っているのは抵抗ありケーブルのジャック部分のみです。
よってケーブルを2本直列で接続すると抵抗が二倍になります(一度に-瞬間的に-アーシングできる割合が減ります=ゆっくりアーシングされる)。

つまり、抵抗が二倍でもいつもより長時間アーシングができるのであれば、ゆっくり電気が逃げてゆくので効果自体は変わりません。体感にあったやり方を見つけてください。

 

この測定は体の表面の(対地)電位差を測定しています。

人の体は導体に近い性質を持ちます。部屋の電化製品や床/壁内の配線などが作る交流の電界の影響を受けると、人体がそれらと容量的に結合して電位が変わり、場所によって測定数値も変わったりします。
また、人が体を動かすと衣類や床との摩擦などで電荷の偏りが生じたり、姿勢や距離が変わって周囲の電界との状態が変化するため、足踏み運動しながら計測していれば、数値が上がるなどして適切な計測はできません。

正常であれば、基本的にはアーシングすることで劇的に数値が下がります。ケーブルが断線している場合は数値が変わりません。また、周囲の電界を拾うことで人やマットに電位が乗り、条件によっては少し数値が上がる場合があります。

逆にグッズが通電(=アース経路が成立)しているのに数値があがる場合があります。
その場合は、床などの電位が高い、または周囲の電界が強いなど、環境側の影響を強く受けていることがあります。同様に部屋のサッシや壁、柱などに触れると数値が変化したりします(内部構造の金属部がどこかで接地されていたり、配線との位置関係で電界の影響が変わるため上下します)。

可能であれば、テスターとグッズ以外には触れずに行えれば、より正確な数値となるでしょう。

同じ機器を用いて場所を移して計測していってください。
家の中で適切な数値になる場所、配線ができるまでの知識と経験をつけましょう。

 

コードが断線しているかどうかを確認する方法

※(注意)電気用テスターの使用方法を知っている人は、抵抗を測定する以外に「導通チェック(ブザー)」モードがあることをご存じかもしれません。これは一定値以下の抵抗があるときに音で導通を確認できる便利な機能です。

ただし導通チェックは、ブザーが鳴る抵抗値の範囲(しきい値)が機種ごとに決まっており、100kΩの抵抗のあるコードは導通チェックでは断線していると判断されてしまいます。必ず「Ω」ツマミの位置で抵抗値を測定してください。


抵抗値測定位置(ツマミを上図黄色の丸の位置に回して使用する)

 

 

アーシングできるグッズの解説詳細

アーシング協会認定「リラクリフェ」のアーシングできるグッズ取り扱い方法を説明いたします。他社類似製品にご注意ください。当協会で認定しているのは「リラクリフェ」商品のみです。他社製品は外観が似ていても使用については必ずしも同じとは言えません。

・マット、シーツ、ピローケース

・布団カバー

・パッチ

・リストバンド

・ソックス、サンダル

・グローブ

・静電気/電磁波除去グッズ

・ペット用アーシングができるグッズ

等の製品が現在ございます。一つ一つ解説します。

 

基本的なグッズの接続方法

基本的なプラグサイズついて

 3口コンセントの穴のサイズ 4.75mm

ボタンのサイズ 4mm、10mm

接続端子 4mmバナナプラグ/ソケット 

 

商品に標準装備5m抵抗ありケーブル

 

rlac002

このコードだけに100kΩの抵抗が内蔵されています。抵抗無しケーブル(ジャック部分が青)もあります。アースコードは必ず使わないといけないので、両端オス端子です。ワニ口クリップは取り外し可能です。取り外して交換できます。

 

コイルコード

伸び縮するコードボタンは10mm。ボタン抵抗あり(白)と抵抗なし(青)があります。

 

 

10mmボタンコード

マット、シーツ、ピローケース、リストバンドなどほとんどがこのボタンサイズ

 

 

4mmボタンコード

パッチ、ソックス、グローブ、サポータはこのサイズ

 

 

ネジ式アース接続コード

アースへの接続部分はY字端子になっていて、ネジ式のアースに接続するコード

 

 

 

3口コンセント用接続コード

3口の4.75mmのアースに接続するコード

 

 

 

延長コード

5m、10mとある

10m必要な場合は、アースコード5m+延長コード5m=10mというように使用します。この延長コードには抵抗は入っていません。

 

 

スプリッター

2分岐用、4mmバナナプラグ×1、4mmバナナソケット×2

 

 

 

スプリッターボックス

4分岐用、コードの長さ2m、4mmバナナプラグ×1、4mmバナナソケット×4

 

 

 

分岐コード(ロング・ショート)

パッチやソックスなどで使用可能、オス部分に基本アースコードの先に付けます。アースコードの根元で分岐する場合は全ての製品が抵抗100kΩで保つことができます。

 

 

 

ボタン分岐コード

パッチソックスなどで使用します。

 

 

 

アース棒

棒の長さ30cmと60cm、コードはUVカット仕様。

 

 

 

コードの接続方法

基本的な組み合わせ

アースに合う、ネジ式または3口アース等を使用

アースコード

ボタン接続コード(ワニ口クリップで挟むだけでも接続ができます)

グッズ

この接続で抵抗は100kΩ

 

 

 

延長コードを使用する場合

アースに合う、ネジ式または3口アース等を使用

延長コード

アースコード

ボタン接続コード

グッズ

この接続で抵抗は100kΩ

 

<参考>抵抗の計算方法

 

 

この接続で抵抗は200kΩになります。回路全体の抵抗器が二つ直列に並ぶために、抵抗が倍増します。

スプリッタでケーブルを延長する際に抵抗を一手に保つために、延長ケーブルを使うか、抵抗なしケーブルをスプリッタ等で接続してください。

 

スプリッターで2つに分岐する場合

アースに合う、ネジ式または3口アース等を使用

スプリッター

↓         ↓

アースコード    アースコード

↓         ↓

ボタン接続コード  ボタン分岐コード

↓         ↓

グッズ       グッズ

この接続で抵抗は100kΩ

 

スプリッターで4つに分岐する場合

スプリッターを3つ使用すると4つ分岐できます。それぞれの抵抗は100kΩです。

 

 

スプリッターボックスで4つに分岐する場合

下記はスプリッターで分岐した一回線の抵抗は100kΩです。しかしこれらの4つの回線を一つのマットに繋ぐと、抵抗が並列されることのなるのでその4本を繋いだマットの抵抗は25kΩと、1/4の抵抗になりますのでご注意ください。

これらのグッズには抵抗が入っていないので上記のグッズを組み合わせても一切抵抗はありません。 

この場合、回路全体の抵抗器(コードの中の抵抗)は一つなので、分岐した四つを全部使っても、1枚だけ使っても、四つの回線を1枚のマットに集中させても抵抗は100kΩです。

この場合も片方だけ履いても両方履いても抵抗は100kΩです。

 

 

 

こちらの場合は抵抗器が並列で二つ並んでいますので、二つの回線のマットを同時に一人の人が使えば、抵抗の法則で、50kΩの抵抗で使用していることになります。抵抗が小さくなる分、100kΩの時と違った体感を受けるかもしれません。

 

 

シューズやサンダル

アースされていない室内床でアーシングできるシューズやサンダルを履いてもアーシングできません。

ソールに穴を開けて導電性ラバープラグが取り付けてあります。

これを履き、地面に直接立つことでアーシングができます。

 

 

静電気除去ブレスレット

電気は抵抗の高い所から低いところに流れていきます。この原理を利用し、体の表面の静電気はまず導電性ラバーに集まり、それらの電気がステンレスのボタン1点に集まる事によって金属から空気中に一定放電するのが静電気除去ブレスレットの仕組みです。

放電には他にも衣類、空気環境などさまざまな条件があります。また、静電気は常時発生していますので、静電気放電を完全に無くすことはできません。必要に応じて、アーシングを行なってさらに軽減してください。

ブレスレットの内側に導電性のラバーがあります。
真ん中にステンレスのボタンがあります。

冬のバチっとくる静電気を防止する、というよりも、アーシングできるコードを使えない場合にでも余分な電気を少しでも放電させるための補助として活用ください。

静電気除去ブレスレットを使用した体調改善の報告もいただいています。

 

 

使用上の知識と注意点

基本的な使用時間/併用
・基本的にはアーシングはできるだけ長い時間広い面積で触れると効果的です。
※効果には個人差があります。
・グッズの併用は効果的です。シーツとピローケースを2つ使用と、2本のコード経路が体表面に触れていますので電気の流れる道が2本になります。この時の全体の抵抗値は、100kΩの抵抗が2本、電気がながれる道が2倍になり、抵抗値は半分の50kΩになります。このような使用で体調が良くならないのであれば、グッズを一つだけにする、または抵抗なしのケーブルを使う、グッズをつなげる場所を変えてみる、などいくつか試してみてください。ケーブル内外のノイズを始め、様々な影響があることがあります。

使用不可の例

・電気治療器のなかには、体に電流を流すタイプのものがあり、絶縁体のシートの上などで使用するものなどがあります。電流が流れている状態でアーシングできるグッズに触れると、感電するおそれがあります。

・雷の時はグッズの使用は控えてください。100kΩ抵抗は雷対策ではありません。ケーブル側の種々のノイズを抑える目的と、人体側に流れる電流を抑える目的(感電リスク低減)のものです。万が一雷が家に落ちた場合、接地系や配線を通じて異常電圧が建物内に侵入する可能性が無いとは言えません雷はゴム靴を履いていても関係なく体を突き抜けてゆく膨大なエネルギーを持っています)。雷がゴロゴロと聞こえたらいつでも落雷の恐れがあります。30分ほどで雷雲は去っていきますので、その間ケーブルをなるべく元から外してやり過ごしてください。

また人に直接落ちなくても雷が高い木などに落ちて2次放電(側撃雷)し、人→アースグッズを介して雷を吸い寄せてしまう、またはそれ以外の予期せぬ落雷関連事故を防ぐためにも雷が鳴っている状況でのアーシングはお控えいただき、可能ならコードの接続を外しておいてください。

電気を扱うグッズである以上、未知の事故が今後起きないとは言い切れません。現状安全とされる使用法をしっかり遵守して、同時に電気について学習もしていきましょう。

・何よりアーシング時に電気が流れているところに触れないように気を付けましょう(特にアースしていない家電)。感電対策でアースコードに抵抗100kΩがあっても、感電はします(ジャックなど金属部分が肌に触れているとチクっとしたそれなりの痛みが走る事があります-状況によっては静電気の時の痛みに近いレベルの場合もあります-)。家屋自体は基本的には電気が流れるところに触れないようにできている分、自分たちで設置した電気機器の思わぬ部位で感電することがあります(例えば電子レンジの金属部分や、PCのモニターや、スマホ充電時のケーブル接続部分周辺等)。それらは電化製品の微量な漏れ電流によるものです(漏電や故障ではありません。それゆえに家電機器はアースを推奨しています)。また小さい子供やペットなどでケーブル等への噛み癖で金属部分が露出してしまっていると大変危険です。

・電気に過敏だと感じている方は、抵抗器ありのアーシンググッズを用いてPC、スマホ、その他の手に触れるメディア機器と、それを接続している電源機器(アダプター/コンセント関連)の特に金属部分を触れるときは、わずかな電気的刺激を感じるかもしれません。なるべくそうした部分に触れないように通常使用していれば問題ありません。使用しながら使い方を覚えて行ってください。

 

使用部位
・体の気になるところや、それに関係するところをアーシングすると良い。

 

服の上からアーシング
・人肌の間に生地があっても生地の分の抵抗はありますがアーシング自体はできます。

・あまりに分厚い場合などはアーシングできない(ほとんど効果が発揮されない)場合もあります。テスターなどでその数値をご確認ください。数値がアーシングできていることを示していれば、長時間行うことでアーシングの効果ははたらいています。

 

分岐について
・コードは細いですが、人がアーシングする分には微量の電気を流すだけなので、1つのアースから何個分岐してもアーシングできます。

 

その他
・アースに電化製品のアースが接続している場合でも、併用できます。

 

グッズを使用して具合が悪くなる場合

アーシングによって、不安や期待による心身状況の普段と異なる興奮や期待感による自律神経の乱れ、普段の疲労度やストレスの身体機能の揺り戻し、様々な電気ノイズの予期せぬ影響、アーシングできる機器との相性などによって、まれにアーシングにより逆に体調が悪くなってしまう事例があります。当協会でもそうしたレアケースを集め、対策を考えています。これまでの対策事例として、

・アーシングを短い時間にして、数回に分ける

・より抵抗を大きくする(布を一枚挟む、肌に直接触れない、頭部や心臓の近くなどを避ける、水道でアーシングする等)

・無理にアーシングせず、使用を中止し、地面による裸足アーシングや、手で触れるアーシングなど、より自然な行動で自信をリセット/リラックスする

・一時期だけアーシングよりも、生活習慣を再度見直し、睡眠時間の確保、運動不足の解消、ストレス対策などに少しだけウエイトを置いて対策してみる

・最初は、映画を見ながら、家事をしながら、子供と遊びながら、といったあまり集中をしないでリラックスできるような状態だけアーシングをしてみる(副交感神経が優位になる行動を利用してアーシング効果を促進する)

で改善する場合もございました。もちろん全ての人にこれらの対策が当てはまるわけでもありません。

また自然思考をする方や、グッズの質感に生理的な違和感を感じてしまうタイプの場合、「屋内アーシングが苦手」と感じる人もいます。

万一、アーシングによる体調不良などのケースを発見したら、一人で判断せず、一度当協会にご相談ください。詳細の環境が判明すれば、こちらで過去に解決したケースを共有することでその方の問題も判明し、解決の糸口が見えるかもしれません。

 

 

 

 

アーシング協会が推奨していないアーシングの方法

2口コンセントのマイナス側からアーシングを取る方法をアーシング協会では推奨していません。

理由1:万が一、柱上トランス等配電機器が根本的に故障した場合、感電事故になる可能性が考えられるからです。

理由2:内線規定の違反行為になるからです。

理由3:人によっては具合が悪くなった、という報告をいただいるからです(協会推奨のグッズとの併用厳禁)。

下記に詳細を説明いたします。

アースにはA種、B種、D種がある。

日本の通常の2口コンセントは片方がプラス側が100vでマイナス側は0Vになっています。
コンセントのマイナスが0Vなので洗濯機などのアースと同じようにアースと考える人がいるようです。

実はアースには種類があり、それぞれ役割が違います。
コンセントのマイナスは中性線とも呼ばれています。

トランスには6600Vの電流が流れています。もしトランス内部の絶縁が破壊されると、6600Vの電流が過程に流れ込みます。そうなると全ての電気機器が壊れ、人体は感電し、大事故になります。そのような大事故の時、即座に漏電遮断機を稼働させるために、中性線にアースを取りいつでも大電流を逃すことのできる状態を作り、合わせて漏電の有無が常時監視されています。

コンセントは、電信柱の箱(柱上トランス)に繋がっています。送電線に流れている電圧は6600Vあります。
それを柱上トランスで200Vにしたものを100Vずつに2つに分けて100Vにしているイメージです。
柱上トランス、中性線はそれぞれアースが繋がっていますが、一般家庭では、A種、B種、D種と種類が分かれていてそれぞれ役割が分かれています。

A種接地は工事の際などの感電、落雷などに備えて

B種接地は柱上トランスが故障した時、100V側に6600Vが流れないようにするため、中性線を0Vにする為

D種接地は電化製品が漏電したときに人が感電しない為に、漏電した電気を逃がすため

図では2軒の家が柱上トランスに繋がっていますが、本来は何軒もの家が繋がっています。
そして、それぞれの家では、冷蔵庫、電子レンジなどの電化製品が繋がっています。

上の図のオレンジの矢印のように電気は流れています。
この回路の中で各家の電化製品のノイズが発生し、ぐるぐると回っているイメージになります。

同じ柱上トランスに繋がっている家で、電化製品が沢山使われ、送電線が近くにあったりすると、ノイズが多くなったりすると考えられます。

この電化製品からでるノイズを敏感に感じて具合が悪くなる可能性も考えられます(さまざまな要因が考えられるので”ノイズ”と表現していますが、コードを流れる電気ノイズ/電磁波の類の他、アーシングすることで逆に人が浴びてしまう電気環境などからの影響が関わる場合があります。

 

また
中性線(B種接地)ではノイズは除去できません。
アース(D種接地)ではノイズの除去ができます。

 

内線規程の違反行為

本来コンセントは2つの穴を両方使うべきものです。
片方だけの使用では回路が故障する確率が上がります。そのような使い方で一般の人が罰せられることはありませんが、内線規程での違反行為にあたります。
万が一暗いところでアーシングしようとして挿すべきところをプラス側とマイナス側で間違えたり、電気機器の事故や漏電があった場合、誤って高圧の電流がアーシングしている人体の方にそこから逆流してこないとも限りません。その他の予想もしない事故も起こりえます。

人がアーシングするくらいでは基本的には漏電ブレーカは落ちませんが、原理的には下図のようになります。

このように電気回路図が本来あるべき姿でない形式で巡ることになり、状況によっては漏電ブレーカーで漏電と判断されることもあります。
人の静電気の量は微量なので、ブレーカーが落ちる、ということはないとしても機器全体には不安定な状況を作り出している、と考えます。電源が故障すれば修理も大変ですし、電気機の漏電に伴う重大な事故が起きないとも言えません。

このような理由も含め、アーシング協会ではコンセントのメインの2穴を何らかの形で用いるアースは一切推奨しません。

 

協会推奨のグッズとの併用厳禁

他社製品の仕組みが完全には把握できない場合が多々あります。そのため、併用により、どのような影響が出るか予測がつかない面があります。またこちらが把握できない原因によって思わぬ事故や体調不良が起こる可能性がゼロとは言えません。よって他社製品と当協会推奨グッズの併用は厳禁とさせていただきます。

 

その他の事例

鉄筋コンクリート

鉄筋コンクリートの建物は鉄筋が地面にささっています。鉄筋に繋がっているドア枠や窓枠などですと電圧の測定をして0Vの確認ができます。

ただテスターで0Vとなっても必ず建物の鉄筋が地面と繋がっているという証明にはなりません。また構造としてアースとしての役割を担っていない鉄筋部分もあるので、常時0ボルトとも限りません。アースと同等と考えないようにしてください。

 

テレビのアンテナの同軸ケーブル

テレビのアンテナも同軸も0Vになる事があります。基本的にテレビのアンテナをアースに繋げる工事はしません。配線を見なければわかりませんが、テレビのアンテナや同軸ケーブルが、どこかで建物内の金属部(分電盤まわり、金属配管、家電の金属部、コンセントのアース端子など)と間接的に接触していたり、あるいは稀にどこにも明確に繋がっていなくても、測定上0Vに近い値になる事があります。これは、同軸ケーブルの外側(シールド)や周囲の金属部が、家の中の配線や機器と電気的に影響し合うことで電位が平均化され、結果としてテスター上は「大地と同じくらい」に見えることがあるためです。
ただし、この「0Vに近い」という測定値だけで、その箇所が接地(アース)として設計・施工され、安全に電流を逃がせるとは限りません。0Vに見えても、配線状態や周辺機器の影響で電位が変動することもあるため、「アースできる」とは断定できません。万一、同軸ケーブルをアース代わりに家電製品をつなげば、微弱な漏れ電流が壁の中のどの部分に流れるか分かりませんし、状況によっては漏電と検知され、ブレーカーが落ちてしまいます。

テレビのアンテナは下の図のように、

真ん中の銅線がアンテナ、周りの銅線はラジオなどの電波でテレビの映りが悪くなったりしないようにそれらを防ぐシールドの役割をしています。

テレビのアンテナは屋根の上など高い所に接地する場合が多く、その為、このシールドがノイズを集め入り込んでくるという事も考えられます。

これらの鉄筋部分、同軸ケーブルなども0Vであれば電場の除去や静電気の除去はできますが、先に述べた漏電事故や感電の可能性一切ないとは言えません。アーシング協会では同軸ケーブルを使ったアーシングは推奨しておりません。

ここまでに紹介したテスターでの測定は簡易的な計測ですので、それを根拠に作業を進めたり、アーシングできるとして回線を判断したりしないようにしてください。
アースの接地がテスター上で疑われる場合は、専門の業者に一度お問い合わせください(アースが接地しているかどうかを確認するためには接地抵抗計という専門の測定器で、資格者が厳密に測定する必要があります)。

いずれにせよアーシング協会では、不注意による事故を避けるためD種接地以外のアースよるアーシングは認めておりません。ご了承ください。

 

 

薬機法について

 

 

アーシング健康法の説明をする ◎

アーシングできるマットやシーツがアーシング健康法の効果効能がある ✖

 

アーシングできるマットやシーツが地面に触れているのと電気的に同じですよ △

その他ご不明な点なども、一度アーシング協会にお問い合わせください。

 

健康グッズを販売・紹介する際、広告(Web、SNS、チラシ、講座資料、動画内の紹介など)では表現に制限があります。とくに、医療機器以外の一般の健康グッズにおいては、人体に対する治療/改善などの効能効果を断定する表現はできません(誤解を招く広告、となる)。

また、健康に関する表示は、薬機法だけでなく、景品表示法等の観点からも、広告表現で(インターネットなどで進めたりする場合)商品名が特定されるものを指定した場合は、販売していてもいなくても不適切表示の対象になり注意勧告を受ける場合があります。

大事な考え方は次の3点です。

1.健康法(一般的な情報)を説明することは可能

2.ただし、特定の商品(商品名・型番・写真・リンク等で特定できるもの)に、体の効能効果を“乗せて”表現すると危険域に入りやすい

3.仕組みの説明をする場合も、「だから治る/改善する」に直結させない

OKの目安
・アーシング健康法の一般的な説明をする
例:「素足で地面に触れること(アーシング)という考え方があり、生活の中で取り入れる人もいます。」
 :「アーシングができるマット」「アーシングができるシーツ」などの表現での効果効能を表現する分には問題ありません。

NGの目安
・ アーシング用のマット/シーツが健康改善に関する効果効能を持つと断定する 
例:「このマットで自律神経が整う」「アーシングをすれば血流が改善する」「アーシングシーツで寝ると腰の痛みが治る」

実際、文章を作ってみると、意外に難しいものです。実際に「治った!」と強く感じた人はそう宣言してしまいます。そうした個人の(広告宣伝の意図のない)表現自体は問題ありませんが、それを臨床治験の根拠なく「アーシングは◯◯◯の効能を持つ」という解釈で私たちのようなアーシングを扱う団体が一般論のように述べてしまうことは、問題です。個人でブログなどで感想を書いたり、動画メディアで話す、といった状況においてはそこまで厳密に考えなくてもいいですが(その影響力が社会を惑わすような影響力になっていない限り)ときは、アーシングマスターとして第三者にアーシングの適切な内容を伝える場合は、十分な自覚を持って発信してください。

ご不明な点は、ご遠慮なく日本アーシング協会にお問い合わせください(下記まで)。

お問い合わせ先

お問い合わせ

以上がアーシング協会で現在共有しているアーシングについての知識です。

まだまだ解明されなければならない様々な未知の可能性があります。

アーシングできるグッズの使用についても生活環境、その地面の環境、使用者の体質などによって様々な体感が報告されています。また私たちが全く体験していないケースもこれからどんどん増えていくでしょう。

現時点で、使用者の多くから、程度の差こそあれ、アーシングと身体の健康状態の関係に、良い反応が起こり得る、という実感を多数いただいています。

今後ますますアーシング協会は、科学的なリサーチを充実させ、協会員の皆様とともに、正しい知識の共有と、現代人の現代的疲弊の改善に貢献して参る所存です。